10代女性､消防署に駐車していた救急車に勝手に乗り込み3km運転して事故る【和歌山県】

10代女性が消防署の救急車に無断で乗り込みフェンスに突っ込む　事故の通報受け現場到着まで無断使用に気づかず　和歌山・那賀消防組合

毎日放送
2025年4月1日(火) 10:27

　和歌山県岩出市にある消防署にとめてあった救急車に10代女性が無断で乗り込み、その後、フェンスに突っ込む事故を起こしていたことがわかりました。

　那賀消防組合によりますと、3月31日午前3時ごろ、岩出市にある「中消防署」に駐車していた救急車1台に市内に住む18歳女性が無断で乗り込み走り去ったということです。

　その後、救急車は約3キロ離れた交差点で、歩道に乗り上げフェンスに衝突しました。

　女性は病院へ搬送されましたが、胸や腹を打つケガをしました。

　事故の通報を受け別の救急車が現場に到着したことで、救急車が無断で使用されていたことが分かったということです。

　那賀消防組合によりますと、普段、救急車は出動に備え、施錠されておらず、運転席にカギが刺しっぱなし状態だったということで、警察は窃盗などの疑いで捜査しています。

　事故を起こした救急車は、修理などのため稼働できない状態ですが、予備の救急車で対応し救急搬送に影響はないとしています。

　那賀消防組合は「カギの管理の徹底など再発防止策を講じる」などとコメントしています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1824737