• No.2 進むべき道がある

    25/03/28 11:13:50

    春作の収穫時期には大手スーパーの各部門担当者らがタンロンの水田や精米工場を視察。きらぼし銀担当者は、「特に21年に稼働し始めたばかりの精米工場の衛生管理面の評価が非常に高かった」と強調する。「特に自動化のレベルは日本以上の水準といえるのでは」と驚かれたという。

    同銀は幅広い規模の小売店や、卸売りや商社を介した販売に向けて最終調整を進めている。2月に幕張メッセ(千葉市)で開催した国際見本市では、地域密着型の商店などからも「地元産のコメでも足りない」として問い合わせを受けた。

    ■海外米の輸入が急拡大

    国産米の価格が高止まりする日本では、関税が上乗せされても海外産の割安感が高まっている。

    農林水産省によると、民間企業によるコメ輸入量は24年度は1月までで991トンで、23年度通年の2.6倍以上に急増した。

    昨年11月にはスーパーの西友が台湾米の販売を開始。他のスーパーチェーンによる米国産カルローズの販売も相次いでいる。

    【写真】タンロングループが契約しているコメ農家の水田=12日、南部キエンザン省(タンロングループ提供)

    https://www.msn.com/ja-jp/money/other/ar-AA1BDBuz

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