明日を信じて生きろ
今も続く「令和の米騒動」 一攫千金を狙って買い込んだ”転売ヤー”たちの嘆き「SNSやフリマアプリでもほとんど売れない」
2025.03.03 16:00
NEWSポストセブン
写真/倉庫内に保管されている政府の備蓄米(時事通信フォト)
全国のスーパーで販売されている米の平均価格が5kgあたり3892円(2月16日までの一週間、農林水産省調べ)まで上昇した。一年前は5kgあたり約2000円で、対前年同期比較で90%上昇した計算で、日本人の主食である「米」が足りず、価格が高止まりしている。1918年米騒動の前には買い占めなどの米穀投機が発生し、それがさらに庶民の怒りを買った。「令和の米騒動」でも投機目的の買い占めが発生していると言われるが、買われた米はどんなもので、どこに保管されているのか。ライターの宮添優氏がレポートする。
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「あなたたちが私たちを悪いというから、商品がマッタク売れないよ!どうするの?」
筆者の取材に対し、こうまくし立ててきたのは、群馬県南部在住のベトナム国籍の男性(40代)。男性が同郷の仲間数人と暮らす平屋の賃貸住宅の玄関脇には、群馬県産や茨城県産と書かれた米袋が何十と積み上がっている。しかし、袋に記載されるはずの生産地などの情報欄は空欄のまま。風湯で肌寒いとはいえ、居室から流れてくる暖房の空気も、米袋を直撃しているような状況だ。
これらの米は昨年秋から今年にかけて、仲間うちで日本国内の農家やブローカーを訪ねて買い集めた「新米(の玄米)」なのだという。玄関に積み上げられた米袋を見て「米の管理は適切なのか」と質問したところ、男性は血相を変えたのだ。
「うちのお米は怪しくない、ちゃんとしていますよ。日本のお米。あなたが来て、悪く言うから売れない!」(ベトナム人の男性)
>>1に続く
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No.4 主 明日を信じて生きろ
25/03/05 07:00:25
「まもなく冬も終わる。買い占められた保管状態の悪い米は、暖かくなるとコクゾウムシなどの害虫も湧くでしょう。一般の方々が思うより、米の保存は温度管理など難しいのです。虫が湧けば、品質が落ちて食べられたものじゃなくなる。ちょうどのその頃、政府が放出する備蓄米も世間に出回り、米価が値崩れを起こすかもしれない。そうなると、質の悪い買い占め米は行き場をなくす。それがどこに出回ってしまうのか、とういうことです」(米問屋店主)
例えば、政府が放出を決めた大量の「備蓄米」は、単一ブランドの米として販売されるわけではないという。様々な備蓄米が「ブレンド」された上で、市場に出回る可能性が高い。すると、需要がなく、行き場がなくなった保管状態の悪い「買い占め米」までが、どさくさに紛れて市場に流通してしまう可能性もあると説明する。確かに、出所不明の怪しい米だろうが、混ぜられてしまえばわからないのだ。
「米問屋のうちにまで、外国人業者から米を買わないか、としきりに電話が来るようになったよ(笑)。おそらく、余っている米があるのでしょう。様々な銘柄を揃えているというが、実物を見た同業者は”ニセモン”と笑っていた。すでに、古米だろうが何だろうが混ぜた、偽の”コシヒカリ”なんてのも出回っているんだから」(米問屋店主)
日本人が愛してやまない「米」。足りない、高いと大騒ぎしていたが、まだまだ「米」に翻弄される日々は続きそうだ。
https://www.news-postseven.com/archives/20250303_2026069.html/1
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