• No.4 明日を信じて生きろ

    25/03/05 07:00:25

    「まもなく冬も終わる。買い占められた保管状態の悪い米は、暖かくなるとコクゾウムシなどの害虫も湧くでしょう。一般の方々が思うより、米の保存は温度管理など難しいのです。虫が湧けば、品質が落ちて食べられたものじゃなくなる。ちょうどのその頃、政府が放出する備蓄米も世間に出回り、米価が値崩れを起こすかもしれない。そうなると、質の悪い買い占め米は行き場をなくす。それがどこに出回ってしまうのか、とういうことです」(米問屋店主)

     例えば、政府が放出を決めた大量の「備蓄米」は、単一ブランドの米として販売されるわけではないという。様々な備蓄米が「ブレンド」された上で、市場に出回る可能性が高い。すると、需要がなく、行き場がなくなった保管状態の悪い「買い占め米」までが、どさくさに紛れて市場に流通してしまう可能性もあると説明する。確かに、出所不明の怪しい米だろうが、混ぜられてしまえばわからないのだ。

    「米問屋のうちにまで、外国人業者から米を買わないか、としきりに電話が来るようになったよ(笑)。おそらく、余っている米があるのでしょう。様々な銘柄を揃えているというが、実物を見た同業者は”ニセモン”と笑っていた。すでに、古米だろうが何だろうが混ぜた、偽の”コシヒカリ”なんてのも出回っているんだから」(米問屋店主)

     日本人が愛してやまない「米」。足りない、高いと大騒ぎしていたが、まだまだ「米」に翻弄される日々は続きそうだ。

    https://www.news-postseven.com/archives/20250303_2026069.html/1

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