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- 25/03/05 00:04:50
2025/02/15 11:00
「いわゆる2馬力選挙は本来、公職選挙法の趣旨として想定していない。多くの有権者にとっても違和感のあることだと思う」
2月12日、記者団の取材に対してこう述べたのは、3月13日投開票の千葉県知事選に出馬する現職の熊谷俊人氏(46)だ。知事選には、政治団体「NHKから国民を守る党」の代表・立花孝志氏(57)も出馬を表明しているが、当選を目的とせず他の候補者を応援する「2馬力選挙」で熊谷氏をプッシュする意向を示している。
きっかけは、熊谷氏が昨年12月の会見で、選挙におけるSNS発信について、「表現をできる限り規制するべきではない」としつつ、第三者の虚偽発信には一定程度規制を設けるべきと主張したことだ。これについて、立花氏は2月7日の会見で賛意を示し、2馬力選挙で“熊谷知事を応援する”と表明した。
ただ、当の熊谷氏はというと、冒頭の発言に加えて、立花氏の名前は出さなかったものの、応援について、「迷惑で、困惑している」と明言し、真っ向から“拒否”した。こうした姿勢を受け、14日の会見で立花氏は、「何よりも明確に熊谷知事が『迷惑だ』と言っていることに逆らってやることは、よろしくない」と語り、「2馬力選挙」の撤回を宣言した。
熊谷氏が毅然とした態度を取るいっぽう、2馬力選挙について“沈黙”を貫いたのが、兵庫県知事の斎藤元彦氏(47)だ。
斎藤氏は、県政をめぐる内部告発文書問題に端を発する県議会の不信任決議案の可決を受け、昨年9月30日付で失職。同年11月の出直し選挙では、立花氏が斎藤氏の応援を目的に出馬し、選挙期間中は斎藤氏の遊説ルートに合わせて“援護射撃”を続けた。
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