NHKスペシャルで「ジャニーズ性加害問題」を語ったら…テレ東OBにかかった「一本の電話」が へのコメント（No.2）

4.加えて、テレ東時代に経験したことは話したり書いたりしないでほしい
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　私は話を聞いている途中で、ふと思った。

　「待てよ、これって基本的人権の侵害じゃないのか？」

　しかも、テレ東はHPで堂々と人権デューデリジェンス(人権DD)の遵守を謳っている。せっかく定期的におこなっている「人権セミナー」もまったく用を成していないことを露見させてしまった。

　1.と2.は状況説明である。だが、3.や4.は完全なる要望だ。そしてその理由として、A氏ははっきりと「テレ東の発言だと思われると迷惑だ」と述べた。「元テレ東」という番組内の私の肩書を見て、誰が「現在のテレ東の総意」だと思うのか。普通は、「辞めたOBがしゃべっていること」ととらえるのではないか。

　しかも、「元テレビ局社員」や「元テレ東」という番組内の肩書の編集権はNHKにあり、私が口出しできるようなことではない。そんなことも理解していないで広報をやっているのか。そうあきれたが、「文句があるならNHKさんに言ったほうがよい」とアドバイスをした。「広報」という役職や「幹部」という地位にいる人の言葉とは思えなかった。

続きは
■背中を押してくれなかった
■こんな人権感覚だから…
■記者の質問にテレ東は…
■「“テレビ東京として”そのような電話はしていない」
■「なぜジャニーズ性加害問題が長年放置されたのか」を解くヒント
■放置される「おはスタ」疑惑
■テレ東はなぜ変わってしまったのか
■自由闊達な雰囲気で上下関係はフラットだった
■「日経支配」の代償　
■ジャニーズ問題にも、おはスタ問題にも後ろ向き　
■ジャニーズ問題対応で明らかになったテレビ局内部の構造的欠陥
■クリエイターが自信をもってバッターボックスに立てるように…
https://news.yahoo.co.jp/articles/8368f6d2bfecd5e20ec76b50e90df4b5a52bfa50