服、靴、化粧品のアイテム数を、義父と夫に決められる

今は亡き義母は、テレビに出れるほどの酷い買い物依存症だったらしいです。
その反動で義父と夫は、家の中に物を持ち込むことを極端に嫌がり、ホテルライクの部屋にしておかないと怒られます。

口癖は
「女はファッションアイテムを買うな」

義父、夫、私、息子の4人暮らしですが、ビジネスホテルみたいにこざっぱりし過ぎてるねぇ、って訪問してきた友人にも言われます。

夫や義父は、ファッション関連で働いているので、どのアイテムがいくらなのかも熟知しています。

私に与えられたクローゼットスペースは、
ファミリークローゼットの80センチの部分だけ。靴も4足のみ。
靴は冠婚葬祭2足、スニーカー1足、通勤用ペタンコパンプス1足。
服も冠婚葬祭の喪服は、突発的に使うから家においてもいいけど、卒入学や慶事のワンピースやスーツは、予め日程が分かっているものだから全てレンタルで済ませろと言い渡されています。
普段はネイビーのパンツと無地のカットソーばかり。今年7月にあまりに熱いので、無印良品でひざ下丈の麻スカートとサンダルを買ったら、夫に返品を要求されました。

基礎化粧品も、洗面所収納をスカスカにしたい夫と義父の要望で、私が置いていいのは「洗顔も出来るメイク落としと、オールインワンジェルのみ」　　メイク道具も、冠婚葬祭用のマスカラ、アイシャドウ、アイブロウ、粉、下地、口紅は1つだけ。
普段は、眉ペンシルと、パウダーと色つきリップクリームだけの3アイテムメイクを要求されます。

浴室に置いてあるのは、家族全員が使う全身シャンプーとシャンプーの2つのボトルのみ。トリートメントやリンスなんて置いたことはありません。

そのくせ、義父や夫や息子は、ファミリークローゼットの200センチ部分をそれぞれ独占。
靴も義父と夫は8足ずつ。
義父や夫や息子はオシャレな格好でトレッキングするのが趣味なので、クローゼットも200センチの部分を占領。

夫と義父が留守の時に実母がきたのですが、ついつい愚痴ってしまい、ファミリークローゼットと洗面所収納を見た実母が泣いてしまいました。「こんなの…女中以下じゃないの…」って。