急上昇
借り物競走
今年の12月には現行の保険証の新規発行が廃止されるため、政府はマイナ保険証の利用を促そうと、医療機関への支援金倍増まで打ち出した。週刊新潮は有料記事『「保険証が確認できず」「その日の未明に容体が悪化」 死亡事案まで発生していた「マイナ保険証」の大混乱』で医療現場の混乱ぶりを紹介したが、患者からも「困惑」の声が……
と語るのは、大阪府保険医協会・副理事長で北原医院院長の井上美佐氏である。
「政府は5月から7月を『マイナ保険証利用促進集中取組月間』として、医療機関にトークスクリプトなる“台本“を配っています。その台本に載っているのは患者に対し『マイナ保険証をもっていますか』『次回からもってきてください』と利用促進を呼びかけていくこと。利用者を増やした病院には最大20万円、クリニックや薬局には最大10万円が支給され、さらに政府はこの一時金を倍増させる方針です」(井上氏、以下同)
「とある薬局は患者に対し“マイナ保険証でないと、薬を出せません”と誤解を与える説明をしてしまい謝罪に追い込まれました。別の医療機関では通常保険証を提示した方より、マイナ保険証を提示した患者を優先して診療しているところもあります。こうしたトラブルに関して河野氏は6月11日の会見で“やり過ぎということにならないように気をつけていただく必要はある”としか語らず、責任を医療機関や薬局サイドに転嫁しているように見えます」
“全然分からん……”
マイナ保険証が何らかの原因で認識されなかった場合、「被保険者資格申立書」を記入して提出すれば、保険診察を受診することができる。しかし、
「この申立書も面倒な書類です。現行保険証に書かれた組合の名前や負担割合などを書いた上で、さらに後日、被保険者番号等の情報を医療機関に伝えないといけない。当院でもマイナ保険証が認識されず、申立書を書いた方がいましたが、認識されなかった理由は当初“全然分からん……”と嘆いていました。結局、その方は勤め先の支店が変わったことで、健康保険の番号が変わり、認識されなかったようで、その原因を突き止めるために会社にも問い合わせまでしていました。こんなトラブルが増えていったら、ただでさえ忙しい医療機関の窓口 はパニックを起こすのではないでしょうか」
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