• No.4 豆乳鍋

    24/04/27 13:35:31

    「もともと太陽ヘルスセンターは『お風呂を気軽に利用してほしい』と思いから、午前4時から翌午前2時までめいっぱい営業していました。

    施設はスパ並みに充実しているのに数百円という銭湯価格ですから、以前より経営はギリギリの状態…というか、銭湯事業の数百万円近くの赤字はすべて、母体の運営会社が手掛ける不動産業の利益で補填していたのです。そこに悪評がたって客が激減、さらに最近の燃料費高騰が追い打ちをかけ、これ以上は無理だと決断したのが昨年11月のことでした」(前出・スタッフ)

    ■「公共の施設で“そのような行為”をしないでほしい」

    だが、このスタッフによれば「3月31日で閉店とは言ったものの、(銭湯運営会社の)会長は『経営的には厳しいが鹿児島の温泉文化を守るために施設の改修も含めて検討したい』とも話している」という。前出の永用八郎副理事長もその意気込みに期待してこう話す。

    「実は太陽さんは閉店とは公表したものの、組合も退会していない状況で、今年6月の総会にもご出席されるご予定です。私どもとしては、是非ともいつかは再開してほしいという思いを強く持っています。

    実は大阪の銭湯組合の関係者にも話を聞いたことがあるけど、この手の不適切利用は大阪でもあると聞く。おそらく全国各地で悩む同業者は多いのだろうと思います。そう思うといたたまれないですね。お客さまがさまざまな志向を持たれることを否定はしません。ですが公共の施設で“そのような行為”をしないでほしいとだけお伝えしたい」

    地元民や全国各地の銭湯好きに愛された「太陽ヘルスセンター」の復活を誰もが願っている。

    取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 河合桃子
       
    https://news.livedoor.com/lite/article_detail/26305866/

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