- なんでも
- とり鍋
- 24/01/22 23:25:22
子供の自殺者数が増加している。『ルポ 虐待サバイバー』(集英社新書)の著者で精神保健福祉士の植原亮太さんは「文科省は自殺予防対策として、『命の大切さ・尊さを教える』『周囲に助けを求めるように指導する』などとしているが、それで自殺者数を減らせるとは...
児童虐待は希死念慮のもとになり、自殺のリスクを高めます。しかし、虐待は外側から見えないこともあります。(略)
他方で、目に見える「現象」もあります。
現場での感覚ですが、虐待を受けている子は「不眠」を患っていることが多いのです。これが、子どもの自殺予防の重要な指標の一つになるはずです。(略)
ある子どもは、朝の7時半には登校して教室の隅にある自席で過ごしていました。顔を伏せて眠っているようです。当初は「遅刻しない子」と思っている教員も少なくなかったのですが、なぜいつもこんなに早く登校するのかを聞くと「家では眠れない」「家にいたくないから早く来るようにしている」と話します。過去にあった性的虐待が、今でも続いていたことが発覚しました。布団の中に「入ってこられる」と話しました。
またある子は、授業中はいつも眠っていました。授業中の態度が悪いと教員から叱られることもしばしばです。しかし、あまりにも眠そうなのを不思議に思って家庭での様子を聞くと、生まれたばかりの妹がいて、その世話をしなければならないと話します。親は寝ていて起きてこないから「妹を抱っこしている」とのことです。
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https://president.jp/articles/-/77721
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