- ニュース全般
-
フィリピン国籍の女、2遺体を床下収納の下に遺棄か トラブル相談も
2024/1/20 6:00
東京都足立区千住緑町3丁目の住宅の床下で18日、2人の遺体が見つかった事件で、警視庁は19日、フィリピン国籍で職業不詳のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者(30)=同区千住龍田町=を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。「私は知りません」と容疑を否認しているという。
捜査1課などによると、モラレス容疑者は16日ごろ、この住宅に住む自営業の高橋徳弘さん(55)と、妻で無職の希美江さん(52)の遺体を住宅内に遺棄した疑いがある。事件後、福島県内のホテルにいるモラレス容疑者を、警視庁の捜査員が発見したという。
捜査関係者によると、2人の遺体には、胸や腹などに刃物で刺されたような傷が複数あった。2人は床下収納のボックスの下のコンクリート上で、シートにくるまれた状態で見つかった。
16日夜以降、モラレス容疑者が同区内の自宅近くのゴミ置き場で、別の人物と一緒に血の付いた服などを捨てる姿が防犯カメラに映っていた。服は高橋さん夫妻のものとみられ、同課はこの人物も事件について事情を知っているとみている。
夫婦と同居する30代の長男が以前、モラレス容疑者と交際していたことも判明。昨秋以降に長男らから、容疑者との数十万円の金銭トラブルなどの相談が千住署に寄せられており、関連を慎重に調べる。長男は16日午後8時50分ごろ、「帰宅すると両親がおらず、自宅内の床に血痕を見つけた」と110番通報していた。(増山祐史、遠藤美波、長妻昭明)
朝日新聞
https://www.asahi.com/sp/articles/ASS1M6DGCS1MUTIL01H.html- 0
24/01/20 13:17:28