「絶望は察するに余りある」岡山市女児虐待死 母親の交際相手の男(40)に懲役14年の判決

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  • 23/10/19 18:09:08

交際相手の幼い娘に虐待を繰り返し死亡させた罪などに問われている男に、岡山地方裁判所は懲役14年の判決を言い渡しました。(求刑 懲役18年)
起訴状などによると、岡山市の内装工、船橋誠二被告(40)は、交際相手の西田彩被告(35)と共謀し、2021年9月、西田被告の娘の真愛ちゃん(当時6歳)に布団を巻き付けて押し入れに放置し、低酸素脳症で2022年1月に死亡させた逮捕監禁致死罪に問われていました。
 このほか、当時5歳から6歳だった真愛ちゃんに対して、顔を殴ったり、椅子の上に置いた鍋の中に7時間近く立たせたりしたなどとして、7件の暴行や10件の強要の罪などにも問われていました。

 19日の判決公判で、本村暁宏裁判長は船橋被告の行為について「連日連夜、過酷な強要行為に及び、虐待そのものを楽しんでいるかのようにも見え、非常に陰湿。終わりの見えない虐待にさらされ続けた被害者の絶望は察するに余りある」と指摘。そして「児童虐待を動機として、殺意なく被害者を死亡させた事案としても相当に重い部類だ」として懲役14年を言い渡しました。

 判決言い渡し後、本村裁判長は船橋被告に「真愛ちゃんがどれだけ苦しかったか、これからの人生、自分がしたことを省みて、贖罪の気持ちを持ってほしい」と言葉を掛けました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfdcdde50dbe054cdf7a22cec25e62aec3d77c6

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