櫻井翔の「news zero」降板を否定　日テレとSMILE―UP．、社名変更の日に役員ら面談
https://news.yahoo.co.jp/articles/c499a6e668a709b31113c0cd4123fb7bcf7b5634

日本テレビは２３日、石澤顕社長の定例会見で、同局の報道番組「ｎｅｗｓ　ｚｅｒｏ」で月曜キャスターを務めている嵐の櫻井翔（４１）に来春降板の可能性が報じられたことについて、福田博之専務が「そのような事実はございません」と否定した。

　報道陣からは櫻井の出演によってジャニーズ問題に関するニュースの報じ方に影響が出たり、タレントキャスターを使い続けることへの疑問も出た。石澤社長は「検証番組の中で当時はそうであった、きらいがあると指摘している。私たちはそういう総括をしている。そういう考えをさらに煮詰めて見極めながら視聴者から信頼される番組作りにまい進する」とコメント。「ジャニーズ事務所自体が今どんどん変化している中で、ちょっと前の物差しですべてを語るというのはまた状況が変わっているのではないか」と述べ、櫻井の起用に「変更とか、そういう話はありません。現時点では」と答えた。

　石澤社長は、ジャニーズ事務所がＳＭＩＬＥ―ＵＰ．に社名変更した１７日に同事務所の役員と同局の編成幹部が面談して取り組みの現状などについて話し合ったことも明かし「世間から求められている取り組みが早急かつ確実に実施が進んでいくように引き続き注視していきたい」と話した。ジャニーズ側の今後に取り組みで特に注目している点について石澤社長は「発足する新会社や経営体制が被害者への補償を行うＳＭＩＬＥ―ＵＰ．社とどのようにしっかりと分離され、新しい会社がタレント事業としてガバナンスが効いた透明性の高い経営体制が構築されていくかどうか」を挙げた。