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誓いのキス(長い)
大阪府の南河内地域で路線バスを運行する金剛自動車(本社・富田林市、白江暢孝社長)は11日、運転手不足や売り上げの低迷などを受け、12月20日で路線バス事業を廃止すると明らかにした。
同社はこの日午前、ホームページ(HP)に「バス事業廃止のお知らせ」を掲載。近鉄富田林駅前のバス停にも同じお知らせを掲示した。同社によると、路線バスは富田林市と太子町、河南町、千早赤阪村で計15路線(1路線は現在、運休中)を運行し、小中学校や福祉・文化施設、府営住宅、役場、近鉄富田林駅などを結んでいる。
8月の平日では通勤・通学客ら1日で平均約2600人の利用者がいたという。太子町と河南町は金剛自動車が唯一の路線バスで、千早赤阪村でも主要なバスとなっている
突然の発表に利用者からは戸惑いや不安の声が上がった。
バス停にいた富田林市に住む女性(64)は「自宅から近鉄富田林駅近くの職場まで月20回程度、往復でバスを利用している。バスが無くなったら、健康状態から自転車が使えないので、片道30分以上も歩かなくてはならない。それは無理で本当に困る。何とかならないのでしょうか」と不安そうだった。
https://mainichi.jp/articles/20230911/k00/00m/040/245000c
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