- なんでも
- 見合い扇子(京都)
- 23/09/09 00:38:19
小学生の頃、おばあちゃんの家に帰省してたんだけどおばあちゃんの家は山の中で、近所で遊んでたら道に迷って泣いていたら、お祭りの音みたいなのが聞こえてきて、音のする方へ行ったんだけどそこは神社でお祭りがやってた。
楽しそうだなと思ってお祭りを見て回って、そうしたら青年団みたいな人から灯籠を渡されて、神社の裏にあった川にみんな流していたから、私も流そうとしたんだけど、私の灯籠だけは水に浮かばずに沈んでしまう。
何回かやってたら、突然着物のおばあさんが来て、何も言わず私の手を引っ張って、おばあちゃんの家の近くまで連れて行ってくれた。
お礼を言おうと思ったらもうそのおばあさんは消えていて、私の手には朽ち果てた灯籠が握られていた。
不思議な体験だし誰に話しても作り話だと言われるけど本当にあったこと。
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