急上昇
長持唄(宮城)
マンション相場の高騰が止まらない。
不動産経済研究所(東京・新宿)によると、2023年1〜6月に東京23区内で発売された新築分譲マンションの平均価格は1億2962万円。
前年同期を6割上回り、1973年の調査開始以来初めて1億円を突破した。
同期間に発売された1億円以上の「億ション」は1700戸強で、23区全体に占める比率は35%と前年同期比で約16ポイント上昇。
バブル期(1990年1〜6月)の20%強を大きく上回る。
億ションどころではない超高額物件も出てきた。
今年2月に第1期販売があった三井不動産レジデンシャルなどが開発中の「三田ガーデンヒルズ」(東京・港)は、最低価格が80平方メートルで2億3000万円台。
最高額の住戸は45億円にのぼる。1坪(約3.3平方メートル)当たりの平均単価は1000万円をゆうに超えるようだが、販売は好調とみられる。
世界貿易センタービルディングや鹿島、三井不動産レジデンシャルなどが共同で手掛ける「ワールドタワーレジデンス」(東京・港)は成約済み住戸の平均坪単価が1100万円超、最高額住戸は10億円だが、それでも販売対象の376戸の8割弱にあたる296戸がこれまでに成約した。
新築だけでなく、中古でも億ションは珍しくなくなってきている。
東京カンテイがまとめた6月の中古マンション平均希望売り出し価格は、東京都心6区が70平方メートル当たり1億301万円。
02年の集計開始後の最高値を5カ月連続で更新した。高橋雅之主任研究員は「中古でさえ高根の花となり、パワーカップルもついてこられなくなっている」と指摘する。
数少ない割安物件には実需と投資、双方の需要が集中する。ハルミフラッグのタワー棟の第1期販売で、低層階の3LDK・7000万円台という比較的安価な住戸に申し込んだ30代女性は「倍率が50倍を超えた時点で当選を諦めた」と肩を落とす。
千葉県や埼玉県でも中古相場が徐々に上昇し、割安感が薄れてきているエリアもみられる。
市場関係者の間では「こうした状況は当面変わらない」との見方が支配的だ。
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