夏休みをどう乗り切る?物価高が直撃する子育て世帯 困窮家庭60%「十分な食事を与えられない」

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  • 23/07/17 15:57:10

夏休みをどう乗り切る?物価高が直撃する子育て世帯 困窮家庭60%「十分な食事を与えられない」
2023年7月17日 06時00分  東京新聞


物価高の中、夏休みが近づく。夏休み中は、給食がなくなり、6月に値上げとなった電気の使用量も増えがちで、子育て世帯の負担は増す。子どもたちに十分な食事や、エアコンの使用をさせることができるのか、保護者らに不安が広がっている。(並木智子)

◆「もう節約できるところはない」追い詰められた家庭も

「この夏の暑さが心配。扇風機でなんとか乗り切れたらいいけれど」
 
長野県のシングルマザーの女性(43)は不安を漏らす。月収は約10万円で、小学生の子ども3人を育てる。夏休みは学童保育を利用するためお弁当が必要で食費が増す。高学年の長男は自宅で過ごす可能性もあり、電気代も気がかりだ。
 
都内で小学生の子ども2人と暮らすパート勤務の女性(38)も生活を切り詰める。夫を亡くし遺族年金を受給するが、月2万円以内だった光熱費が、暖房費がかさむ1月は電気代だけで2万円以上に。子どもに新しい服はなかなか買ってあげられず、食事ももっといいものを食べさせてあげたいと思うが、「もう節約できるところはない」と話す。

◆「今困窮している子どもたちにも政府は目を向けて」

困窮家庭の支援に取り組む認定NPO法人「キッズドア」が、5〜6月に1538世帯から回答を得た調査では、「夏休みの食事の不安の具体的な内容」(複数回答)として、「子どもに十分な食事を与えられない」との回答が60%に達した。

昨夏と比べ子どもの成長や生活に悪影響が「大いに出ている」「出ている」との回答も59%に。具体的内容(同)では「必要な栄養がとれていない」が60%、「身長や体重が増えていない」が25%と深刻だ。「お金がまったくなく、借金生活」との声もあった。渡辺由美子理事長は「少子化対策も重要だが、今困窮している子どもたちにも政府は目を向けて」と訴える。

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