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- 23/07/08 20:23:30
6月17日に『落とし物』として佐賀県の伊万里警察署に預けられたブタの、その後についてお伝えします。警察はブタの飼い主を待つと共に、引き取り手を探していましたが5日、ようやく新しい家族に引き取られました。
5日午後、ブタは佐賀県の伊万里警察署の敷地で、おやつを頬張っていました。
■永石記者
「警察官が与えたキャットフードを完食しました。おいしかった?」
■ブタ
「ぶう。」
このブタは6月17日、佐賀県伊万里市の山の中にいたところを捕獲され、伊万里警察署に『落とし物』として預けられました。
伊万里警察署では、犬や猫など一般的なペットを預かった経験はあるものの、ブタを預かるのは初めてです。ブタは「ピグレット」と名付けられ、署員が持ち寄った野菜を与えるなど世話をしてきました。
そんな中、報道などでブタの存在を知った団体などから引き取りたいとの問い合わせが6件寄せられ、佐賀県有田町の動物愛護団体「アニマルライブ」への引き渡しが決まりました。
■伊万里警察署 松田 昭二副署長
「動物の保護愛護に取り組んでいる、動物の飼育に慣れている、施設も充実しているというところからこちらを選ばせていただいた。」
落とし物として保護されてから2週間あまりたち、“ピグレット”は旅立ちの時を迎えました。
■ピグレット
「ぶうぶう。」
これまで世話をしてきた署員が見送りました。
■伊万里警察署 村上聡子係長
「少し寂しくなりますが、新し いところで元気に暮らしてほし い。」
体長は約80センチ、体重は100キロはあろうかという巨体は、車に積み込むのも一苦労です。引き取り手にとっても予想以上の大きさだったようです。
■アニマルライブ 岩崎ひろみ代表
「首がないのでハーネスがいいらしいので、買ってきたのですが、それでも大きかったので、また買いなおさないと。」
到着した新たな家は、広くて快適そうです。ただ、遺失物法では届け出から3か月が過ぎるまでは落とした人に所有権があるため、9月17日までは一時預かりという形です。引き取った団体は、飼育を続けると共に里親探しも進めることにしています。
※FBS 2023.07.05 17:54
続きは↓
https://www.fbs.co.jp/news/news96bo5m92ua6gem3v2b.html
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