2023年度後期 連続テレビ小説【ブギウギ】 へのコメント（No.5036）

「引退会見」（３）

スズ子が家に帰ると、歌手引退を祝うケーキが用意されていました。スズ子は、感謝しながら話はじめます。

スズ子
わては、自分が歌手を辞める日がくるとは思ってもみなかった。物心ついた時から、ずっと歌ってきたんやから。それ以上に思ってなかったのは、歌手を辞める時に周りにおるのが、なんであんたらやねん。
あんたらとは、愛子以外のタケシ、小田島親子、大野（木野花）のことでした。

スズ子
愛子は、わての宝物やからおって当然や。こういう時は、そういう人とおるんちゃいますか。普通。
お母ちゃんもおらん。お父ちゃんもおらん。六郎もおらん。愛助さんもおらん。ほんで、なんであんたらやねん。

出来の悪いマネージャーに誘拐犯、青森弁のおばちゃん。せやけど、ほんま不思議やな。あんたら以外考えられへん。あんたらは、ほんまんの家族や。これからも、よろしゅう頼みます。

スズ子の言葉に、みんなが頭を下げます。

タケシ
僕の方こそ、スズ子さんに出会えて心から感謝しています。僕を拾ってもらって、最後のマネージャーが僕で良いのですか。

スズ子
また泣くんかいな。マネージャーはあんたしかおれへん。

泣いてるタケシの頭を愛子がなでます。その光景は、まるで家族の団らんのようでした。

以上、３月２７日（水）ブギウギ第１２４話のあらすじです。
出典：ドラマ情報館