海岸で一部が焼けた乳児の遺体見つかる 警察が死体遺棄事件として捜査=静岡・沼津市

静岡県沼津市の海岸で5月27日朝、乳児の遺体が見つかりました。遺体は焼かれた状態で見つかり、警察は死体遺棄事件として捜査をしています。
26日午前6時45分ごろ、沼津市本千本の千本浜海岸で、釣り人から「赤ちゃんの遺体があった。燃やされている」と警察に通報がありました。警察が現場に駆け付けたところ、体の一部が焼かれ、死亡している乳児の遺体が発見されたということです。遺体の性別は、わかっていません。
目撃者は「海岸に白い煙が上がっていた。火を燃やすことは、まずないから、変だなと思った」と話しています。
「事件が起きた現場は、波打ち際からも非常に近い場所で、見渡す限り遮るものは全くありません」
現場は、JR沼津駅から南西に約1.6キロの海岸で、夜間でも人の出入りが多い海岸です。事件前日に海岸を訪れた人によると「25日午後7時40分から12時半くらいまでいたが、釣り人が4か所ぐらいにいて、その場所では火を焚いている感じはなく、何もない状態だった」ということです。
警察は今後、司法解剖を進め、死因を特定するとともに死体遺棄事件として捜査を進めています。　　　　　　　　　　　

SBS