- なんでも
- 千光寺公園
- 23/05/14 15:04:30
母の日の14日、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、10頭の子を産んだ雌のジャイアントパンダ「良浜(ラウヒン)」(22歳)にカーネーションの花形に飾り切りしたニンジンや長さ1~2メートルの若竹などが贈られた。
屋内運動場には、人工の雪山に竹で書かれた「いつもありがとう」の文字や、タケノコの皮で作られた10頭の子供たちの顔、10輪の花形のニンジンなどが飾られ、そばに大好物の若竹3本も置かれた。良浜はプレゼントを見つけると雪山に顔を近づけた後、おいしそうに若竹にかぶりついた。
良浜は2000年9月に同園で生まれた初めてのジャイアントパンダ。今年2月に中国に返還された雄の「永明(エイメイ)」(30歳)との間に10頭の子をもうけ、現在は末っ子の楓浜(フウヒン)(雌2歳)ら3頭が園にいる。子育て中は子供と一緒に元気に遊ぶ「おてんばなお母さん」という。人間に換算すると60代半ばだが、若い頃と同じ1日20~30キロの竹を食べている。
飼育スタッフの品川友花さん(41)は「多くの命を次の世代につないでくれたことに感謝し、元気で長生きしてほしいとの願いを込めて贈りました」と話した。【竹内之浩】
https://mainichi.jp/articles/20230514/k00/00m/040/053000c
- 0 いいね