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- 23/05/03 05:52:46
電気料金値上げで有識者「経産省に検証能力があるか疑問」…会合で厳しい声相次ぐ
5/2(火) 20:10読売新聞
電力大手７社が申請した家庭向け「規制料金」の値上げを巡り、消費者庁は２日、有識者の会合を開き、経済産業省から電力大手で相次ぐ不祥事の影響を聴取した。出席した有識者からは「（経産省に）検証能力があるか疑問だ」などの厳しい指摘が相次いだ。
規制料金の値上げの認可手続きでは、経産省と消費者庁が協議を行う。電力大手では、新電力の顧客情報の不正閲覧や、電力販売のカルテルが発覚し、消費者庁が、値上げ幅が妥当かどうか、不祥事との関連を調べるよう求めていた。
会合で経産省は「明確な因果関係は確認されなかった」と説明し、今後も各社が経営の効率化をしっかりと進めているかどうか、厳しく審査していく方針を示した。
規制料金の値上げは、経産省の審査や、消費者庁との協議、関係閣僚会議などを経て決まる。電力大手７社は、火力発電の燃料価格の高騰などを理由に、平均１７・６〜４６・９％の値上げを求めている。
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