• No.68 あーさーくーらー!!

    23/04/20 13:59:26

    Aさん=砂渡好彦さん

    https://bunshun.jp/articles/-/62199

    砂渡さんの評判は、現在と若かりし頃とでは、ずいぶん違うようだ。別の近隣住民はこう話す。

    「好彦さんの評判は今でこそ散々で、村八分のようになっていますが、昔は全然違いました。彼は畑が趣味で、もともとは自分で作った野菜を近所のみんなに配ったりするような人だったんです。好彦さんご一家も、同じような気遣いができる人たちでした。ただ、不幸が重なってからは人が変わってしまった……。連れ添った奥さんも亡くなってしまったし、遠くに出稼ぎに行った孫まで亡くなってしまったんです。

     それからは、村の人たちが『好彦が何かよからぬことをしたからだ』『村の掟に背いたからだ』と根も葉もない噂を立てるようになった。好彦さん一家の分家の人たちも、『不幸が続くのは好彦が異端だからだ』と、好彦さんを村八分にすることに加担し始めました。村の女性たちもそんな話をあちこちで言いふらしていき、村中に噂は知れ渡っていったのです」

    ■孫は自殺、嫁いだ娘たちは入院、妻にも先立たれて…

    妻にも先立たれたあげく、“村八分”となった砂渡さんは長く1人で暮らすようになった。

     それに輪をかけて起こったのが、5年ほど前にあったという砂渡さんの自宅の火災である。火事で全焼してしまったというが、その時にもムラでは様々な憶測が飛び交ったようだ。

    「火事の原因は、実際のところ、今もよくわかっていません。火の不始末が原因だという人もいれば、『恨みを買って放火された』とか『自分で火をつけた』という人もいます。なかには『氏神の祟りだ』という人もいましたね……。私は今回の事件は、好彦さんだけが悪いとは思っていません。こうして陰口を叩いて、砂渡さんを村八分にしようとした人たちにも、ある意味では責任の一端があるのではないでしょうか」(前述の近隣住民)

    (略)

    ■好彦さんを追い詰めた「血と掟」

    「今回の火事で燃えてしまった家は、もともと好彦さんが暮らしていた家だったんです。ただ妹の和子さんの結婚に伴い、その家を十文字一家に明け渡し、好彦さん自身は今の家に追い出されるような形で移っていきました。

     実は、集落には集落内の人間同士で結婚しなければならないというルールがあります。好彦さんは自分が家から追い出されることに恨みはあったと思いますが、表向きは納得して我慢せざるをえなかったはずです。

     それにもかかわらず、利美さんの次女の抄知さん(39歳。13日の火事で死亡したとみられる)は掟を破り、恋愛結婚で集落の外から夫を婿に迎えた。若い世代だから仕方ないのかもしれませんが、それで幸せそうに暮らす姿をすぐ近くで見るのは、好彦さんからすれば面白くはなかったでしょうね」(略)

    「十文字一家は、もともとはこの集落の人ではありません。本家は隣の集落にあるはずで、近代になってから、越してきた一家です。こうした集落外の一家が一族を築くには、集落の血を混ぜる掟があり、好彦さんは母と妹を嫁がせたことで、いわば血を分けてやったのです。その恩も忘れ、いわば他所者だった一家が、横目で栄えていき、祭りではハッピを着て、山車を堂々と引いている。

  • No.71 打吹公園

    23/04/20 14:24:58

    >>68
    え?昭和初期の話じゃなくて令和の話なんですか、、って思っちゃう。
    未だにこんな事ってあるんだ…

コメント

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