- なんでも
- 太平山県立自然公園
- 23/03/27 00:47:49
米フロリダ州の小中学校で、イタリア・ルネッサンスの代表的作家ミケランジェロによる「ダヴィデ」像の写真を教師が授業で6年生に見せたところ、親が1人抗議し、校長が辞職に追い込まれた。
旧約聖書に登場するダヴィデを全裸で表した全身像は全長5メートル17センチ。ミケランジェロによるこの彫像は、欧州で史上最も有名な美術作品のひとつで、イタリア・フィレンツェのアカデミア美術館で展示されている。
フロリダ州タラハシー郡のタラハシー・クラシカル学校でこのほど、ルネッサンス美術を11歳と12歳の生徒に教える授業で、ダヴィデ像が紹介された。同校は、独自の歴史古典教育を重視する認可校。
この学校では例年、ダヴィデ像を生徒に見せる際には事前に保護者へ連絡していたものの、今回は連絡をしていなかったことから、1人の親が学校に抗議した。ほかに2人の親が、事前連絡が欲しかったと学校に苦情を伝えたという。
同じルネッサンス美術の授業では、ミケランジェロのフレスコ画「アダムの創造」や、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」なども紹介された。
タラハシー・クラシカル学校のホープ・カラスクイラ校長は23日、辞任するか解雇されるか選ぶよう学校の理事会に告げられたため、辞任したと地元紙タラハシー・デモクラットに明らかにした。それによると、カラスクイラ校長は辞任を求められた理由はわからないものの、ルネッサンス美術の授業に関する苦情が関連しているようだと話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b5636d861ae8c03389a9ccf9bd897a678b8bfae
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