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<どっちが実力でる?>定期テストor模試
23/02/03 13:20:51
興味深いのは、韓国における翻訳文学書の国別順位である。日本は832点(35.8%)で断然トップを占め、アメリカ(21.4%)、イギリス(12.5%)、フランスなどを大きく引き離している。文学書全体に対する比率をみても、日本書は10.2%と際立っている。これは文学の新刊書が10冊あったとすれば、そのうちの1冊は日本文学の翻訳書であることを意味する。 日本文学の翻訳書は2010年には832点だったが、ピークの2009年には886点に達した。2001~2010年を合計すると、なんと5680点である。もっとも「日本文学」といっても、小説の占める割合は09年が78.2%だったから、すべてが小説というわけではない。それにしても日本文学のこの人気は驚異的というしかない。(略) ◆日本における「韓国文学」の翻訳出版は年間わずか21点 ここまで韓国における日本書の翻訳出版状況について述べてきた。次は日本における韓国書の翻訳出版状況である。ただし、ここでも「文学書」に限定して話を進めることにしたい。年間800点台という韓国での日本文学の翻訳出版に比べると、日本での韓国文学の翻訳出版点数は比較にならないほど少ない。2001年からの10年間の実績は次のとおり。10年間の合計は212点、1年平均では21.2点となる。 試みに08~10年の3年分を比較すると、韓国では2555点だったのに対し、日本では58点に過ぎなかった。付け加えれば日本の人口は韓国の2.6倍である。だから同じ条件にすれば、両国の差はもっと開くだろう。翻訳書の刊行点数を比べると、日本は韓国の2.2%(50分の1)にとどまっているのだ。 日本で翻訳出版される韓国文学は年平均21点だから、日本の読者は韓国の文学作品名や作者の名前を知らないのも当然といえよう。(略) なぜ日本では「韓国文学」は出版される機会に恵まれないのか。出版関係者に尋ねると「売れないから」と一律の答えが返ってくる。他方、韓国では「日本文学」は「売れるから」競って刊行するのだという。出版も経済行為だから「売れるかどうか」という判断基準によって翻訳刊行が決定しているのだ。 (以下略) 【写真】一見日本の書店のように見えるが、教保文庫店内の日本書籍コーナー。日本語で「担当者おすすめ」の表示も。 https://www.wochikochi.jp/special/2011/05/tateno.php
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No.1 主 クーナ
23/02/03 13:20:51
興味深いのは、韓国における翻訳文学書の国別順位である。日本は832点(35.8%)で断然トップを占め、アメリカ(21.4%)、イギリス(12.5%)、フランスなどを大きく引き離している。文学書全体に対する比率をみても、日本書は10.2%と際立っている。これは文学の新刊書が10冊あったとすれば、そのうちの1冊は日本文学の翻訳書であることを意味する。
日本文学の翻訳書は2010年には832点だったが、ピークの2009年には886点に達した。2001~2010年を合計すると、なんと5680点である。もっとも「日本文学」といっても、小説の占める割合は09年が78.2%だったから、すべてが小説というわけではない。それにしても日本文学のこの人気は驚異的というしかない。(略)
◆日本における「韓国文学」の翻訳出版は年間わずか21点
ここまで韓国における日本書の翻訳出版状況について述べてきた。次は日本における韓国書の翻訳出版状況である。ただし、ここでも「文学書」に限定して話を進めることにしたい。年間800点台という韓国での日本文学の翻訳出版に比べると、日本での韓国文学の翻訳出版点数は比較にならないほど少ない。2001年からの10年間の実績は次のとおり。10年間の合計は212点、1年平均では21.2点となる。
試みに08~10年の3年分を比較すると、韓国では2555点だったのに対し、日本では58点に過ぎなかった。付け加えれば日本の人口は韓国の2.6倍である。だから同じ条件にすれば、両国の差はもっと開くだろう。翻訳書の刊行点数を比べると、日本は韓国の2.2%(50分の1)にとどまっているのだ。
日本で翻訳出版される韓国文学は年平均21点だから、日本の読者は韓国の文学作品名や作者の名前を知らないのも当然といえよう。(略)
なぜ日本では「韓国文学」は出版される機会に恵まれないのか。出版関係者に尋ねると「売れないから」と一律の答えが返ってくる。他方、韓国では「日本文学」は「売れるから」競って刊行するのだという。出版も経済行為だから「売れるかどうか」という判断基準によって翻訳刊行が決定しているのだ。
(以下略)
【写真】一見日本の書店のように見えるが、教保文庫店内の日本書籍コーナー。日本語で「担当者おすすめ」の表示も。
https://www.wochikochi.jp/special/2011/05/tateno.php
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