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23/09/13 17:52:32
「神社合祀令の実態」 万太郎(神木隆之介)は、徳永教授(田中哲司)から神社合祀令の反対運動にかかわらないように釘を刺されました。 徳永教授 いいか。この南方という人は、神社合祀令を神狩りだと断じてる。植物学教室教授として命じる。深入りするんじゃない。 万太郎 待ってください。神社合祀令は地域ごとに任せられてるものですよね? 徳永教授 ああ、由緒ある神社にだけ財源を割り当てる。小さな神社は整理する。それだけのことだ。むしろ、神社の尊厳を守るための措置だ。この南方は、植物保護から反対運動に加われと言ってきてる。 万太郎 合祀の際に、神社の森まで伐採されるいうことですか。 徳永教授 国がやっているのは、神社の合祀だけだ。森の話はしていない。神社の合祀ということで、民俗学者の柳田さんなどは彼の活動を推進している。植物学教室は、彼らの運動を反対しないが推進もしない。それより、今は満州だ。お前は決してかかわるんじゃないぞ。 万太郎 念のためお伺いしますが、次の植物採取地の熊野に行ってもええがでしょうか。 徳永教授 何度も言うが、大学は国からお金をもらって研究をしている。今は満州だ。 万太郎 わかりますが、植物学教室は国のためではなく植物学のために尽くすべきではありませんか。徳永教授が国のやり方をいさめることも必要なのでは? 徳永教授 それを言うなら、大学本部より問い合わせがあった。教員の妻が渋谷で水商売をやっているのはいかがなものかと。 万太郎 待合茶屋をやっております。どこがいけないのですか。 徳永教授 部屋貸しの商売だろ。中でなにをやってるのかわかったものじゃない。世間の影響を考えろ。 万太郎 私のことは何を言われても構いません。けど、妻のことは・・・ 徳永教授 だから、目立つな。たてつくんじゃない。これ以上は庇えないぞ。 徳永教授(田中哲司)の言葉に万太郎は納得いかないまま帰りました。 万太郎は神社合祀令で植物がなくなることが気になっていました。すぐに熊野に向かおうとします。 百喜 お父ちゃん、帰ってる? そこに、百喜(松岡広大)が役所つとめから帰ってきたところでした。千歳(遠藤さくら)と話をしている声が聞こえてきます。 百喜 今日、理科の先生がきてお父ちゃんに教科書を書いてもらいたいって。東京帝国大学のお墨付きが欲しいって。 千歳 お父ちゃん、まだ助手なのに。 百喜 助手だって話したら、ビックリしてた。有名だからそう思わなかったって。 千歳 確かにお父ちゃん助手なのに講演会呼ばれるし、目立ってるよね。 万太郎は、2人の会話を聞いて自分が出過ぎた真似をしているのではないかと感じました。 ある日、寿恵子(浜辺美波)がやっている待合茶屋「山桃」に、珍しいお客さんが訪れていました。 寿恵子(浜辺美波)が話をしていると、万太郎のことを知っている様子でした。そのため、寿恵子(浜辺美波)はその人と万太郎を会わせます。 早川逸馬 なんじゃ。この部屋は、万太郎。 万太郎 逸馬さん。 早川逸馬 おう。わしじゃ。早川逸馬じゃ。 自由民権運動をしていて、一緒に捕まったことのある早川逸馬(宮野真守)だったのです。その後、万太郎は逸馬と井戸端で話をします。 万太郎 逸馬さん、あの節はありがとうございました。逸馬さんが守ってくれなんだら、今のわしはありません。 早川逸馬 あれからのう、おまんが隣におったらと思うこともあったき。おまんがおったら愉快で、きっとなんじゃちできとった。けんど、これでよかった。 後日、早川逸馬は寿恵子と万太郎に永守徹(中川大志)を引き合わせました。 以上、9月14日(木)放送予定 らんまん 第119話のあらすじです。 出典:ドラマ情報館
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No.6156 結納返し
23/09/13 17:52:32
「神社合祀令の実態」
万太郎(神木隆之介)は、徳永教授(田中哲司)から神社合祀令の反対運動にかかわらないように釘を刺されました。
徳永教授
いいか。この南方という人は、神社合祀令を神狩りだと断じてる。植物学教室教授として命じる。深入りするんじゃない。
万太郎
待ってください。神社合祀令は地域ごとに任せられてるものですよね?
徳永教授
ああ、由緒ある神社にだけ財源を割り当てる。小さな神社は整理する。それだけのことだ。むしろ、神社の尊厳を守るための措置だ。この南方は、植物保護から反対運動に加われと言ってきてる。
万太郎
合祀の際に、神社の森まで伐採されるいうことですか。
徳永教授
国がやっているのは、神社の合祀だけだ。森の話はしていない。神社の合祀ということで、民俗学者の柳田さんなどは彼の活動を推進している。植物学教室は、彼らの運動を反対しないが推進もしない。それより、今は満州だ。お前は決してかかわるんじゃないぞ。
万太郎
念のためお伺いしますが、次の植物採取地の熊野に行ってもええがでしょうか。
徳永教授
何度も言うが、大学は国からお金をもらって研究をしている。今は満州だ。
万太郎
わかりますが、植物学教室は国のためではなく植物学のために尽くすべきではありませんか。徳永教授が国のやり方をいさめることも必要なのでは?
徳永教授
それを言うなら、大学本部より問い合わせがあった。教員の妻が渋谷で水商売をやっているのはいかがなものかと。
万太郎
待合茶屋をやっております。どこがいけないのですか。
徳永教授
部屋貸しの商売だろ。中でなにをやってるのかわかったものじゃない。世間の影響を考えろ。
万太郎
私のことは何を言われても構いません。けど、妻のことは・・・
徳永教授
だから、目立つな。たてつくんじゃない。これ以上は庇えないぞ。
徳永教授(田中哲司)の言葉に万太郎は納得いかないまま帰りました。
万太郎は神社合祀令で植物がなくなることが気になっていました。すぐに熊野に向かおうとします。
百喜
お父ちゃん、帰ってる?
そこに、百喜(松岡広大)が役所つとめから帰ってきたところでした。千歳(遠藤さくら)と話をしている声が聞こえてきます。
百喜
今日、理科の先生がきてお父ちゃんに教科書を書いてもらいたいって。東京帝国大学のお墨付きが欲しいって。
千歳
お父ちゃん、まだ助手なのに。
百喜
助手だって話したら、ビックリしてた。有名だからそう思わなかったって。
千歳
確かにお父ちゃん助手なのに講演会呼ばれるし、目立ってるよね。
万太郎は、2人の会話を聞いて自分が出過ぎた真似をしているのではないかと感じました。
ある日、寿恵子(浜辺美波)がやっている待合茶屋「山桃」に、珍しいお客さんが訪れていました。
寿恵子(浜辺美波)が話をしていると、万太郎のことを知っている様子でした。そのため、寿恵子(浜辺美波)はその人と万太郎を会わせます。
早川逸馬
なんじゃ。この部屋は、万太郎。
万太郎
逸馬さん。
早川逸馬
おう。わしじゃ。早川逸馬じゃ。
自由民権運動をしていて、一緒に捕まったことのある早川逸馬(宮野真守)だったのです。その後、万太郎は逸馬と井戸端で話をします。
万太郎
逸馬さん、あの節はありがとうございました。逸馬さんが守ってくれなんだら、今のわしはありません。
早川逸馬
あれからのう、おまんが隣におったらと思うこともあったき。おまんがおったら愉快で、きっとなんじゃちできとった。けんど、これでよかった。
後日、早川逸馬は寿恵子と万太郎に永守徹(中川大志)を引き合わせました。
以上、9月14日(木)放送予定 らんまん 第119話のあらすじです。
出典:ドラマ情報館
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