コロナで「脳が縮み、20年老化」の危険…後遺症の「不都合な真実」がわかってきた

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  • 22/12/02 09:28:48

新型コロナに「再感染」した人は、死亡率や病気のリスクが2~3倍に急上昇する。米ワシントン大学による研究が、いま世界の医療関係者を騒がせている。ようやく解明が進み始めたコロナ後遺症の恐ろしさについて、前編【コロナ「2回感染」した人は死亡・病気のリスク急上昇…米名門大「衝撃の研究結果」を公開する】に続きお伝えする。

再感染によってダメージを負うのは、肺や腎臓だけではない。心疾患のリスクや、血栓ができやすくなるリスクも、それぞれ3倍以上まで上昇するという。アメリカの患者支援NPO「ヘルスウォッチUSA」創設者で、医学博士のケビン・カヴァノー氏が論文を読んだうえで指摘する。

 「いま欧米の医学界では、“long COVID”(長引くコロナ)という概念が盛んに研究されています。コロナウイルスは急性の症状が引いたあとも体内に残るなどして、慢性的な炎症を起こしたり、臓器にダメージを与え続けるのではないか、という仮説が注目されているのです。

 たとえば、コロナウイルスは人体の免疫機能を暴走させ、『自己免疫疾患』を引き起こすことがあるのですが、これによって血液の凝固作用が異常をきたす。すると血栓ができやすくなり、血管が詰まりやすくなって心筋梗塞や脳梗塞を招くわけです。コロナ感染・治癒から何ヵ月も経って突然亡くなる人がいるのは、このためだと考えられています。

 こうしたリスクは、感染を繰り返すたびに積み重なってゆく。再感染がさまざまな病気のリスクを高めるという知見は、私は納得できるものだと思います」

 そのほかにもアルアリー博士らの研究では、再感染者は胃腸疾患のリスクが2.48倍、倦怠感のリスクが2.33倍、筋力低下や関節痛などの骨格筋疾患のリスクが1.64倍に高まることも示されている。まさにコロナ再感染は、ありとあらゆる病気のリスクを上昇させるということだ。

 「コロナウイルスは腸内環境、つまり腸の中に住んでいる細菌のマイクロバイオーム(生態系)を変えてしまう、という研究もあります。腸で病原菌を退治する腸内細菌は、免疫においてとても重要な役割を果たしていますから、コロナは『治ったら終わり』ではなく、一度かかると体内の環境を一変させ、長期的なダメージを残す病気だと考えるべきです」(前出・カヴァノー氏)

 コロナウイルスが全身の臓器や免疫機能に与えるダメージは、感染を繰り返すたびに蓄積され、より大きくなってゆく。その結果として、死亡率も跳ね上がってしまうことは言うまでもない。

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    • 4
    • パアンガ
    • 22/12/02 09:36:05

    身近で感染した人いるけど、ワクチン接種してる人としてない人ではあからさまに症状違うよ

    後遺症にも差が出るのかも。

    後遺症の患者にワクチン接種をしたら改善したという結果も出てたよ
    体の中にウイルスが残って排除し切れてないとのこと

    • 0
    • 3
    • パアンガ
    • 22/12/02 09:33:09

    腸内環境まで変わるなら、ヤクルト1000またバカ売れなのでは?

    • 0
    • 2
    • パアンガ
    • 22/12/02 09:32:07

    寿命100年と言われてるけど、
    80年に変わるかもね

    • 0
    • 22/12/02 09:30:53

    感染後、1年以内に心筋梗塞や脳梗塞で亡くなった人
    韓国でも調べて公開されてた

    • 0
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