- なんでも
- MBSニュース
- 22/11/21 18:11:37
「お盆前で運転手の代わりがいなかった」
兵庫県丹波篠山市のバス会社が、
運転手が新型コロナ陽性だと知りながら勤務させていたとして、国土交通省近畿運輸局が行政処分しました。
近畿運輸局によりますと、50代の男性運転手は
今年8月5~6日ごろPCR検査を受け、
結果が出る前の7日夜、大阪から東京へ高速バスを
運転しました。
翌8日の午前中に結果が判明、
営業所に「コロナの陽性反応が出た」と連絡したといいますが、運転手が交代することはなく、
その日の夜11時5分に新宿を出発して、
翌9日午前7時に大阪・梅田に到着する夜行バスを
運転したということです。
当時大阪行きのバスには27人の乗客が乗っていたということです。
運輸局側の聞き取りに対して
「サンシャインエクスプレス」側は、
「運転手本人が体調不良ではなかった」
「お盆前の人手不足により代わりがいなかった」「感染対策をしっかりしているので、拡大の可能性は低いと判断した」ということです。
国土交通省近畿運輸局は、バス3台に対して、
今月28日から30日間の車両使用停止の処分としました。
また、当時の乗客にコロナ陽性者が出たかは
確認していないということです。
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