信号無視”の自転車が衝突　横断歩道ではねられ女性搬送　事故の瞬間がカメラに

事故の瞬間をとらえたドライブレコーダー映像。

赤信号での停車中、画面奥にある横断歩道の横に、白い服の人物が立っている。
この人物が、横断歩道に向かって歩き出した次の瞬間、奥から来た自転車と衝突した。

事故は、1日正午過ぎ、神奈川・相模原市の住宅街で起きた。

事故現場の横断歩道付近を見ると、血痕のようなものが確認できる。

警察によると、自転車に乗っていたのは男子高校生で、歩行者は70代の女性。

車から事故を目撃した男性は、当時の状況を「(自分の車が)赤信号で止まっている時に事故が起きました。停止していたら、ドーンって大きな音がしたので、(歩行者側の信号は)青ですね。青になって渡るって感じで」と説明する。

男性によると、女性が歩き出したのは、歩行者側の信号が青に変わったタイミングだったという。

映像を見ると、女性は当初、男性が乗る車に背を向けて立ち止まっている。

そして、左に向いて横断歩道を渡ろうと歩き出したところで、自転車と衝突した。

映像では、自転車の高校生も、地面に頭をぶつけているように見える。

高校生は、しばらくの間、その場でうずくまったあと起き上がり、頭を押さえつつ、倒れている女性のもとへ。

近くにいた人も、急いで駆け寄った。

目撃者「(自転車の)高校生も転んで体を痛そうにしていた。(女性は)ひかれたまま、うつぶせになっていたので、『大丈夫かな...』という感じでした」

事故現場は、坂と坂に挟まれた谷の部分にあたり、坂を下ってきた自転車の先には、急な坂が控えている。

病院に運ばれた女性は、鼻の骨が折れた可能性があるという。

警察は、高校生が信号を無視した可能性があるとみて調べている。

https://m.youtube.com/watch?v=R_sz7OIXfxk