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桃(恋のとりこ)
9月24日に放送された「初恋の悪魔」(日本テレビ)の最終回で、被害者かと思ったら実はシリアルキラーだったという難役を演じて注目された俳優の菅生新樹(すごう・あらき=23)。初の地上波ドラマで存在感を発揮したのが、あの菅田将暉(すだ・まさき=29)の実弟なのだから、それも当然か。今後の活躍が期待されるが、なぜか兄とは全く関係のない事務所に所属している。
【画像を見る】「菅田パパ&ママ」、話題の「菅田ファミリー」
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菅生は今年6月に俳優活動をスタートしたばかり。10月7日からスタートするLINEが制作したスマホで見られる“縦型”連続ドラマ「トップギフト」にも出演する。主演の唐沢寿明と共に完成披露イベントにも出席し、こちらもストーリーのカギとなる役柄だという。
なにせルックスも兄譲りで、声もそっくり。身長178センチ(事務所の公式プロフィール)は、兄よりも2センチ高い。しかも演技もいいとなれば、注目するなと言うほうが無理がある。ところが、民放プロデューサーは言う。
「菅生は“菅田将暉の実弟”ということで、しばらくは話題性も注目度も高まるはずですが、そう簡単にはいかないという見方が多いですね」
日テレ「初恋の悪魔」の公式ホームページにも、《菅田将暉の実弟・菅生新樹「初恋の悪魔」出演決定! 》とあった。菅生を取り上げる記事には必ずと言っていいほど、“菅田将暉の実弟”が枕詞のようについて回っている。
「実は、彼ら兄弟の所属事務所は異なるのです。菅生を起用した日テレやLINE、そして菅生の所属事務所には、菅田の所属事務所であるトップコートから、『菅田将暉の名を使ってプロモーションをしないでほしい』と連絡が入っているそうです。“菅田将暉”という芸名はトップコートが命名したものですし」
兄はNG
「菅田将暉の実弟」――デビューに際し、これ以上の武器はないだろう。ところが、それに“待った”がかかったというのだ。
そういえば今年7月、デイリー新潮も菅生にインタビューを申し込んだところ、「兄について質問するようなら見送らせていただきたい」と事務所から回答され、流れたことがあった。おかしなことを言うものだと思ったが、そういう事情があったのか。
「兄の菅田将暉は、木村佳乃や松坂桃李、清野菜名、趣里などが所属するトップコートの所属で、社長の渡辺万由美氏は渡辺プロダクションの創業者である渡辺晋・美佐夫妻の娘。現在はナベプロの社長も兼務しています。一方、弟の菅生新樹が所属しているのはトランスワールドジャパンという小さな事務所で、他に土屋太鳳の実弟・土屋神葉が所属しています」
弟は小さな事務所で頑張っているというのに……。
「もちろんトップコートも、菅生に熱いラブコールを送ったそうです。ところが、それを断ったのが、彼らの父で経営コンサルタント、さらにタレント活動もこなす菅生新(すごう・あらた=63)さんです。彼には息子が3人おり、長男が菅田将暉(本名は菅生大将=すごう・たいしょう)で、次男の菅生健人(すごう・けんと=25)はYouTubeチャンネル『こっちのけんと』などで活動しています。3男が菅生新樹で、学生時代から兄のように芸能界デビューしたいという思いが強かったそうです」
なぜ父は誘いを断ったのだろう。
著書でギャラに文句
「彼は菅田のギャラの件で揉めたことがあったからです。長男が休みなく働いても稼ぎが少ないのを疑問に思ったところ、所属事務所の取り分を知って愕然としたというのです」
実はギャラへの不満について、新氏は早くから公言していた。今から5年前、2017年に出版された新氏の自叙伝「スゴー家の人々」にはこう書いてある。
《映画界も厳しい世界で、資金が潤沢にあるわけではないことはわかっていました。それでも私は、主役ともなれば初めからギャラをもらえると思っていました。月20万円くらい稼いでくれるなら、何とかなると計算していました。しかしそれは大きな見込み違いで、そこから大将が売れるまでにかなりの出費を伴うことになってしまったのです》
菅田がデビュー作である「仮面ライダーW」(テレビ朝日)の主人公の一人に決まり、大阪から上京する頃の話である。事務所から家賃補助に7万円を出すと提案されたが……。
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No.1 主 桃(恋のとりこ)
22/10/12 15:00:33
《私は心配だったので、月11万円の駅前のマンションを借りました。(中略)食費などのために月10万円以上は仕送りが必要でした。育ち盛りの息子には、それでも足りないくらいでした。高校の授業料もかかります。大阪は公立で無料でしたが、大将が行った日の出学園の芸能コースの学費は安くありませんでした。(中略)今の大将なら衣装はメーカーからタイアップで提供されることもありますが、ヨチヨチ歩きの俳優の頃にそんな好待遇はありえません。会うたびに15万円くらいかけて洋服や靴を買い与えていました》
そこで父はこう思ったのだ。
息子は上場企業に
《「これって一体どういうことなのだろう」/私はかなり困惑しました。主役に抜擢されて、ひょっとしたら悠々自適かなと甘く考えていたのです》
さらに、トップコートに所属するようになった経緯については、「ステージパパ」の項に書かれている。
《芸能事務所と言っても大小いろいろあります。私は息子を入れるなら上場企業でなければと考えました。(中略)調べてみると、当時の芸能事務所で上場しているのは、アミューズ、ホリプロ、エイベックスの3社しかありませんでした》
アミューズは以前にオーディションで落ちたことがあったため諦め、エイベックスの子会社社長のツテを頼って相談するも、音楽系の事務所だから新人俳優を育てるのは難しいと断れる。《もうホリプロしかない》と仕事上の付き合いがあった和田アキ子の実弟を頼るも、これも断られた。別の知り合いから紹介されたのがトップコートだった。
《私はトップコートのことは全く知らなかったのですが、信頼する二人の社長の推薦だということは大きなご縁だと思いました。後で詳しく調べると、木村佳乃さんを手塩にかけて育ててきた、名門の事務所ということで、「もうここしかない」と思いました》
ナベプロのグループ会社を知らなかったとは、経営コンサルタントとしていかがなものかと思うが、アッという間に「もうここしかない」と変わり身は早い。それはまだしも、ギャラが少ないと明け透けに書かれては、所属事務所だって面白くはないだろう。前出のプロデューサーが言う。
兄弟共演はあるか
「出版された17年といえば、菅田は映画『帝一の國』や『あゝ、荒野』、『火花』などに主演して数々の賞を受賞し、ソロ歌手としてもデビューして押しも押されもせぬ存在となった頃です。事務所としてもようやく育て上げたという頃に、こんな暴露本じみたものを出版されてはたまらないでしょう。おまけに妻の菅生好身(すごう・よしみ)さんも昨年『3兄弟のあしあと』という子育て本まで出版しました。そのため、事務所は勝手に本など出さないでほしいと注意してきたそうです。しかし、ヤリ手の父と母はこのような芸能界のルールを縛りと考えて、嫌気がさしていたそうです」
それで弟の菅生新樹は、縛りのない小さな事務所に?
「そもそも新氏の著書『スゴー家の人々』を出版したのが、トランスワールドジャパンなんです。もともと出版が主要業務の会社で、マネジメント業務を始めたのは今年6月。つまり、菅生新樹や土屋神葉が所属したのと同時期です。ここならば、新さんの出版活動に文句が言われることもないでしょう。もちろん、新樹のギャラについても、事務所の取り分は大手よりも少ない契約をしていることでしょう」
やはり、芸能界とはなかなか難しい世界だ。
「菅田が所属するトップコートとしても、弟の菅生新樹を育てたかったでしょうね。この先、兄弟での共演は難しいかもしれませんね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eda2e141bfb5cc8fc3f7241e43093ce20934a1a0?page=1
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