奈良公園の鹿は飢えていた!中国人観光客の鹿せんべい爆買いが消えてから…

  • ニュース全般
  • アイビー(公正と信頼)
  • 22/10/10 19:29:45

秋の紅葉シーズンを前に、奈良公園を訪れる観光客は、修学旅行生をはじめとして、徐々に戻ってきているという。

今年8月、3年ぶりに開催された古都・奈良の夜をろうそくの明かりで彩るイベント「なら燈花会」には、8月5日から14日までの10日間に、約67万人の観光客を数えた。

外国人観光客が徐々に戻りつつある中で、奈良公園の鹿たちも大好物の鹿せんべいをもらい、満足しているかと思いきや、どうやら少し事情は違うようで…。

奈良公園内の土産物店の店主が説明する。
「鹿たちはまだお腹を空かしています。確かに観光客は、一昨年や作年に比べて、徐々に戻りつつあります。8月のお盆の時期や9月の連休も、多くの人で賑わいました。コロナ禍前でしたら、土・日・祝日の午後になると、鹿せんべいをあげてもお腹いっぱいで食べない鹿が多く、鹿のとなりにせんべいが積み上がっていることが多かった。ところが今は、観光客が多い土・日・祝日の夕方でも、鹿せんべいを求めて観光客に集まってきているんです。恐らく、満足のいく数のせんべいをもらえてないのでしょう」

実は鹿せんべいの購入事情に異変がある、と店主は続ける。

「コロナ禍以降、鹿せんべいを買う常連さんと、買わない人との二極化が進んでいるんです。常連さんは10束以上買う人も多くみられます(1束10枚で200円)。しかし、観光客の中には『200円も鹿に使うのはもったいない。だったら自分が食べるお菓子を買った方がいい』という人も多くいます。鹿の写真だけ撮って帰る人は増えていますね」

コロナ禍前は鹿せんべいの食べすぎで、腹を壊す鹿も多かったというが、

「なにしろ中国人観光客が大量にやってきて、鹿せんべいを爆買いしていました。それこそ1万円以上も使う観光客も多くいましたからね」(前出・店主)

10月11日から水際対策が大幅に緩和され、中国人をはじめとする外国人観光客の訪日に、大きな期待がかかる。奈良公園の鹿たちも、彼らの来訪を心待ちにしているのかもしれない。

https://www.asagei.com/excerpt/230059

  • 0 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声

画像表示ON・OFF

    コメントがありません

※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています
新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ