サフラン(歓喜)
9月5日、静岡県牧之原市の川崎幼稚園の送迎バスで、3歳の女の子が置き去りにされ死亡した事件で、23日再び保護者説明会が開かれました。
<学校法人 榛原学園の説明>
◇前理事長のあいさつ(代理)
川崎幼稚園の増田前理事長は、精神的な状態が思わしくなく、カウンセラーから公の場に出ることを控えるよう指導されているとの説明があり、前理事長に代わり、理事があいさつ文を代読。
亡くなった3歳児のご家族に深く謝罪するとともに、川崎幼稚園の園児及びその保護者・地域の皆さまにお詫びした。
記者会見で、前理事長が要領を得ない回答をし、
不適切な言動があったこと、
それにより皆さまに不安感、不快感を抱かせてしまったことにお詫びを申し上げた。
◇理事長のあいさつ
増田多朗理事長が9月16日の理事会で新理事長に選ばれた経緯が説明された。
<経緯>
多朗新理事長が前理事長の息子であることから、
新理事長への就任には世間の理解を得られないと考え、就任を固辞したこと、
他方でほかに候補者がいないこと、
外部者の就任要請もすべて断られたこと、
多数の保護者から繰り返し新理事長に要請されたこと、
もともと事務長であり園内の事情に通暁していること、
前理事長の行為に始末をつけるのは息子の責任でもあることから、
一時的、暫定的に理事長に就任したことを説明した。
◇新理事長による事故報告 今回の事故の原因が
1.バス下車時に乗車名簿と実際に下車する園児を照合しなかったこと
2.園児をバスから降ろしたあとに、運転手と乗務員が車内を確認しなかったこと
3.クラスで最終の登園情報を確認しなかったこと
4.登園予定の園児がクラスにいないにも関わらず、保護者への問い合わせを怠ったことと説明した。
本件のような事故を防ぐための体制整備に努めてきたものの、人為的な過誤が起こり得るという認識が欠落しており、また過誤に対する監視体制も不十分であったと説明した。
◇再発防止策 送迎バスについては新しくマニュアルを作成したこと、ただし、同マニュアルに沿ったシミュレーションを繰り返し、安全が確認できるまで送迎バスの運行を中止すことを説明した。
また、登園、降園及び外出時の人数確認のルールを改定したこと、その内容を説明した。
・9時、9時30分の登園確認及び10時の点呼
・登園時刻にいない園児についての連絡の徹底、
その結果の報告及び同連絡について園長または副園長が確認すること。
・外出時には4回にわたり複数名で人数確認を行い、結果を記録すること等を説明した。
また新しいルールに基づく訓練を定期的に行うことを説明した。
◇園の現状 川崎幼稚園は休園中であり、川崎幼稚園に通っていた園児については、37人を静波保育園、35人を細江保育園、22人を勝間田保育園で一時的に受け入れ、そのほかの園児は、園に通わず自宅で待機していたり、支援センターを利用したりしている状況であると説明した。
また、川崎幼稚園からの転園を希望されている保護者には転園の手続き、費用、保育料等について個別に対応すると説明した。
◇今後の園の運営方針 川崎幼稚園を再開すべきか
否かについては、非常に厳しい意見もあったものの、その一方で園や市に対して、川崎幼稚園を再開してほしいとの要望も多数あったこと。
私立幼稚園であってもパブリックな役割を担っていること等から、安全対策を講じた上での川崎幼稚園を再開すべきとの判断に至ったと説明した。
具体的な再開の日程の目安については10月3日を予定していると報告した。
また、亡くなった園児のご家族には今後も時間をかけて精神誠意、説明を尽くすとともに、ご理解いただける川崎幼稚園となるよう努力を重ねるとの園の考えを報告した。
>>1に続く
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