- なんでも
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>>181
厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金受給者が1ヶ月に受け取っている老齢基礎年金の平均額は、5万6252円です。
また、厚生年金保険に加入していた人が受け取っている老齢厚生年金の平均額は、1ヶ月あたり14万4366円となっています。このことから、例えば夫が会社員で妻が専業主婦あるいは夫の扶養範囲内で働いてきた場合、この金額を当てはめると、1ヶ月に受け取る年金は夫婦2人合わせて20万618円になります。
また、日本年金機構では、夫が平均的な年収で40年間就業した場合、夫婦2人分の標準的な年金額を21万9593円(令和4年年度)としています。老齢基礎年金の額は毎年見直されていますが、これらのことから、夫婦2人の場合、20~22万円を1ヶ月に受け取ることになるでしょう。
さらに、厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、65歳以上の男性で老齢厚生年金を受け取っている人の平均額は17万391円、女性で10万9205円でした。このことから、夫婦共働きで双方が平均的な老齢厚生年金を受け取った場合、1ヶ月の年金収入の合計が27万9596円ということになります。
一方、国内に住所を有する20歳以上60歳未満の人が加入する国民年金保険については、満額をもらえたとしても令和4年度は月額6万4816円です。夫婦2人が第1号被保険者で、平均額の5万6252円をもらった場合、2人合わせても月額11万2504円しかもらえません。
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22/08/15 22:55:31