• No.3 オドントグロッサム(特別な存在)

    22/07/30 13:27:04

    生徒の活動から気付く、大人がもつ固定概念

    取材に応じてくれた「Over the rainbow project」メンバー(湘南学園提供)
    ――このプロジェクトやセミナーを通して、先生から見て生徒のみなさんに変化を感じますか?

    奈良先生「よい意味であまり感じないですね。というのも、生徒は私たち大人よりも性別で人を区別する意識がなく、新しいことを知ったからといって態度や接し方を変えるということがなかったんです。生理について学んだことで、シンプルに『相手が困っていたら何かしてあげたい』『寄り添いたい』という気持ちを持てたようでした」

    ――実際に触れたり体験したりしたことが、そうした思いをもつことにつながったのでしょうか。

    奈良先生「そうかもしれません。この柔軟さは大人も見習うべき点だと思います。

    実は生理セミナーの後、セクシャルマイノリティの方をお招きしてLGBTQ+についての講演をしていただきました。こういったセミナーを重ねてLGBTQ+ことや体のことについて知識を増やしていく活動を素晴らしいと思うと同時に、これからの社会に目を向ける姿は大変頼もしいと感じています」

    ジェンダーや生理について、学ぶことが当たり前になってほしい

    オープンキャンパスなどで学習の成果を報告している(湘南学園提供)
    ――みなさんの多くが高校2年生とお聞きしましたが、今後もこの活動を続けていきたいと考えていますか?

    女子生徒A「はい。今回の生理セミナーは2年生のみを対象にしていましたが、今後は全学年が受講できるようにできたらいいなと思っています。

    このプロジェクト自体も、最初は同学年(高校2年生)のみでメンバーを構成していましたが、現在は中学3年生(中高一貫校のため)や高校1年生など、後輩の参加も増えています。まだどうなるかわかりませんが、今後も活動をつないでくれたら嬉しいです」

    ――みなさんの代で活動や思いが途切れることなく続いてほしいですね。

    女子生徒A「はい。私たちは活動の目標として『学校に生理用品を設置する』ことを掲げています。実は今、学校にそのお願いを提出していますが、どうなるかはまだ審査中です(取材後、学校の協議会によって設置が決定)。

    もし通ったとしたら、一時的なものや私たちの在学中だけでなく、学校の設備として当たり前になって欲しいなと思います」

    ――学校として、先生はいかがですか。

    奈良先生「このプロジェクトに関わらず、ジェンダー平等が当たり前で、みんなが安心できる学校でありたいという思いでいます。

    実際、生徒の活動や柔軟で新しい考え方に心を動かされている大人もたくさんいます。
    まずはジェンダーという話題に関心をもち、発信や活動を続けることに大きな意味があると思います」

    プロジェクトメンバーは積極的にセミナーや講演を企画するとともに、関連書籍や「男性のメイクアップ」など、ジェンダーに関する事柄を多面的に校内で紹介・掲示している。

    彼らの活動が特別なことではない社会こそが、活動の最終到達地点なのかもしれない。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/1f626935b3e4beb13e8773450b0b87a855b71cd0

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