- なんでも
- レタス(冷淡な心)
- 22/07/18 13:56:52
パチンコに依存した32歳主婦の後悔。ギャンブルをしない夫を選んだのに…
意外と平日の昼間に熱中している女性の姿
田中桃子さん(仮名・32歳)。
両親はことあるごとに「貯金をしろ」
田中さんは27歳の時に結婚、それまで勤めていた会社を寿退社し、その後は専業主婦として幸せな家庭を築く“はずだった”そうです……。
「そもそも私はパチンコはもちろんギャンブルや賭け事には全く興味がなく、むしろ嫌悪感を抱いていました。きっとそれは倹約家だった両親の教育の影響だと思います。
「正直自分がパチンコにハマるなんて想像したこともありませんでした。でも、今の私は正真正銘のギャンブル中毒です。両親を苦しめ、嫌悪の対象だったのに……」
パチンコにどうしてハマってしまったのでしょうか……。
「専業主婦って暇なんですよ。結婚前は憧れていましたが、実際に蓋をあけてみると、とにかく時間を持て余すんです。で、つい魔が差してしまいました。でも、最初からそんなつもりだったわけではないんです。『あんなに真面目な父がハマってしまったパチンコってどんなものなのか?』という好奇心からなんです。1回だけだと思って座った台がまさかの大フィーバーしてしまい……。そこからはお決まりのコースですね」
時間とお金を管理されるように
「私のパチンコでの浪費は夫にもバレていて、家庭はもうほとんど崩壊しています。家庭を壊さないためにギャンブルをしない夫を選んだのに、私がギャンブルで家庭を壊すなんて笑うに笑えないですよね」
具体的に家庭はどのように壊れてしまったのか、恐る恐る尋ねてみると想像以上に凄惨な状況でした。
「家庭内格差と言えばわかりやすいでしょうか。家庭の中では私に人権はありません。お金は1円単位で何に使ったか、今なにをしているのかを1時間おきに夫に報告しなければなりません」
「こんなのは序の口で、言ってしまえば私は何をするにも夫の許可が必要なんです。といっても、何を言っても許可がおりることはありません。夫は私に自由を与えるとパチンコに行ってしまうと考えているんだと思います。確かにそれは事実ですが……」
最後に、今の自分自身の置かれた状況を見つめ直して今後について尋ねてみました。
「辛いですが、すべて自分の責任なのはわかっています。どうにかパチンコに行かずには済んでいます。けど、頭の中はパチンコのことでいっぱいで、毎日毎日、どうやって夫の目を盗んでパチンコに行こうかということばかり考えてしまうんです」
おそらく、彼女はギャンブル依存症という「病気」。ひとりで抱え込まずに、きちんと依存症の治療機関に行ってみたほうがいいように思えるのです。
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