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22/06/23 11:11:10
水泳界はトランスジェンダー選手の女子競技への出場禁止を決定! 各国では賛否両論「酷だ」「間違いなく正しい方向へ」 2022.06.22 THE DIGEST 水泳界で重大な決定が下された。 現地時間6月19日、国際水泳連盟(FINA)は、ハンガリーのブタペストで行なわれた臨時総会後に、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダー女子選手の女子の部への出場禁止とともに、「オープンカテゴリー」を新設すると発表した。 かねてからトランスジェンダー女子選手の競技参加は懸案事項だった。競泳界では、全米大学体育協会(NCAA)選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形で、2020年まで男性として競技を続けていたリア・トーマス(米国)が初制覇。東京五輪女子400メートル個人メドレーの銀メダリストであるエマ・ワイアントに1秒75差をつける4分33秒24での優勝は、賛否両論を巻き起こしていた。 当のトーマス本人は「答えはいつもシンプル。私は男じゃない。トランスジェンダーも他のアスリートたちと同様に、もっと尊重されていいはず」と語り、女子選手として大会に参加する意味を強調していた。だが、周囲からの反発は大きく、彼女の参戦は国際的な問題へと発展していった。 そうしたなかでFINAは「出場禁止」という明確なルールを設けた。フセイン・ムサラム会長は「トランスジェンダーの選手が、自らが選択した性別で戦いたいと思う気持ちは理解している。だが、優遇があってはならない」とし、「さっそく作業部会を立ち上げ、大規模大会においてオープンカテゴリーを設置することを目指している。我々が先陣を切る」と、新部門に自信を示した。 決定に際して問題が全くないわけではない。FINAに属する一部の医療委員会からは、女子選手としての出場資格が得られる期限が、タナー段階2(身体的発育が始まる時期)以降の男性の思春期をまったく経験していない12歳前とされたことについて、「10代に残りの人生を決断させるのは酷だ」という意見も出たという。 しかし、FINAのメンバー152人の71%によって賛成された新方針については、やはり好意的に受け止める声が大半を占めている。女性として大会に参戦したトーマスとの対戦経験があるケンタッキー大学のライリー・ゲインズは、米放送局『FOX Sports』の取材で、「間違いなく正しい方向に歩むための第一歩になる」と応えている。 「女子スポーツの公平性を保つための一歩になると思う。もちろん、それですべてが解決されるわけではないけど、正しい方向への一歩であることは間違いない。これは過去50年以上も女子選手たちが、公平なチャンスを得るために努力して得たもの」 なお、今回の決定によって、トーマスは2024年に開催されるパリ・オリンピックには、新設される「オープンカテゴリー」が定着しない限り出場できなくなる。以前に複数の米メディアで「オリンピックに出たい」と語っていたが、はたして彼女の胸中やいかに――。 https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=57411
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ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.1 主 ランタナ(心変わり)
22/06/23 11:11:10
水泳界はトランスジェンダー選手の女子競技への出場禁止を決定! 各国では賛否両論「酷だ」「間違いなく正しい方向へ」
2022.06.22
THE DIGEST
水泳界で重大な決定が下された。
現地時間6月19日、国際水泳連盟(FINA)は、ハンガリーのブタペストで行なわれた臨時総会後に、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダー女子選手の女子の部への出場禁止とともに、「オープンカテゴリー」を新設すると発表した。
かねてからトランスジェンダー女子選手の競技参加は懸案事項だった。競泳界では、全米大学体育協会(NCAA)選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形で、2020年まで男性として競技を続けていたリア・トーマス(米国)が初制覇。東京五輪女子400メートル個人メドレーの銀メダリストであるエマ・ワイアントに1秒75差をつける4分33秒24での優勝は、賛否両論を巻き起こしていた。
当のトーマス本人は「答えはいつもシンプル。私は男じゃない。トランスジェンダーも他のアスリートたちと同様に、もっと尊重されていいはず」と語り、女子選手として大会に参加する意味を強調していた。だが、周囲からの反発は大きく、彼女の参戦は国際的な問題へと発展していった。
そうしたなかでFINAは「出場禁止」という明確なルールを設けた。フセイン・ムサラム会長は「トランスジェンダーの選手が、自らが選択した性別で戦いたいと思う気持ちは理解している。だが、優遇があってはならない」とし、「さっそく作業部会を立ち上げ、大規模大会においてオープンカテゴリーを設置することを目指している。我々が先陣を切る」と、新部門に自信を示した。
決定に際して問題が全くないわけではない。FINAに属する一部の医療委員会からは、女子選手としての出場資格が得られる期限が、タナー段階2(身体的発育が始まる時期)以降の男性の思春期をまったく経験していない12歳前とされたことについて、「10代に残りの人生を決断させるのは酷だ」という意見も出たという。
しかし、FINAのメンバー152人の71%によって賛成された新方針については、やはり好意的に受け止める声が大半を占めている。女性として大会に参戦したトーマスとの対戦経験があるケンタッキー大学のライリー・ゲインズは、米放送局『FOX Sports』の取材で、「間違いなく正しい方向に歩むための第一歩になる」と応えている。
「女子スポーツの公平性を保つための一歩になると思う。もちろん、それですべてが解決されるわけではないけど、正しい方向への一歩であることは間違いない。これは過去50年以上も女子選手たちが、公平なチャンスを得るために努力して得たもの」
なお、今回の決定によって、トーマスは2024年に開催されるパリ・オリンピックには、新設される「オープンカテゴリー」が定着しない限り出場できなくなる。以前に複数の米メディアで「オリンピックに出たい」と語っていたが、はたして彼女の胸中やいかに――。
https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=57411
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