- ニュース全般
- おまわりさん
- 22/03/09 06:27:53
飛行禁止空域設定、再三の訴え ウクライナ大統領「人道的義務だ」
2022年3月8日 05時00分
中日新聞
【ロンドン=加藤美喜、ワシントン=吉田通夫】ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアの空爆を防ぐために北大西洋条約機構(NATO)に飛行禁止空域の設定を繰り返し求めている。しかし、欧米諸国はロシアとの交戦に発展するのを懸念し、設定は不可能との立場。ウクライナの悲痛な訴えを受け、米国は代替案として、東欧諸国を経由して戦闘機を供与する案を検討している。
「先ほど、ビニツィアに八発のミサイル攻撃があった。空港が完全に破壊された」。ゼレンスキー氏は六日、キエフの南西約二百五十キロの都市ビニツィアが攻撃されたとする動画をツイッターに投稿した。「ウクライナの空を封鎖してくれ。空爆を防ぎ、人道空域をつくってくれ。それはあなた方の人道的義務だ」と西側諸国に飛行禁止空域の設定を再三要求。「それができず、自衛のための戦闘機も提供しないなら、あなた方は私たちをじわじわと見殺しにしたいのだ」と強い口調で訴えた。
NATOはこれまで繰り返し飛行禁止空域の設定を否定している。ストルテンベルグ事務総長は四日、「実行するにはNATOの戦闘機を送り、ロシア機を撃墜するしかない。欧州での全面戦争...(以下会員限定記事)
https://www.chunichi.co.jp/article/430674
>>1
<Q&A>ウクライナ上空の「飛行禁止区域」って何?
- 0 いいね