NATO、ウクライナ上空の飛行禁止空域の設定を拒否 ウクライナの防衛網は危機に直面

  • ニュース全般
    • 1
    • おまわりさん
      22/03/09 06:28:07

    <Q&A>ウクライナ上空の「飛行禁止区域」って何?

    2022年3月6日 18時26分
    東京新聞

     ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナのゼレンスキー大統領は、北大西洋条約機構(NATO)に対し、ロシア機による爆撃を避けるため、上空に飛行禁止区域(no-fly zone) を設けるよう訴えています。飛行禁止区域にはどんな意味があるのでしょうか。

    Q 戦時中の飛行禁止区域とは。
    A 自国の上空で敵国機が空爆や偵察活動などを行うことを防ぐため、航空機の進入を禁じる区域を指定することです。区域を設けることは、違反して進入してきた場合に、撃退することを意味します。

    Q 禁止区域はウクライナが設けるのか。
    A ウクライナの空軍力はロシアの10分の1程度と、撃退能力に欠け、領土への空爆被害が相次いでいます。このため、ウクライナが区域を設けても実質的に意味がありません。このためウクライナ政府は北大西洋条約機構(NATO)が区域を設定し、NATO軍機がロシア軍機を監視するよう求めています。

    Q ウクライナの要請に対してNATOの対応は。
    A 要請を拒否しています。

    Q なぜ拒否するのか。
    A NATO軍機でウクライナ上空を警戒し、ロシア軍機と遭遇した場合、撃退する必要が生じ、「欧州での全面戦争となる恐れがある」(NATOのストルテンベルグ事務総長)からです。米国が主導するNATOは当初から、ウクライナはNATO加盟国でないとして、集団的自衛権を適用して軍事介入し、ロシアと直接対決する事態を避けてきました。バイデン大統領は1日の一般教書演説でも「ウクライナでロシア軍と戦うことはない」と宣言しています。

    Q ロシア側も飛行禁止区域の設定に過敏になっているのか。
    A はい。ロイター通信によると、プーチン大統領は、禁止区域が設定されれば「武力衝突への直接参加と見なし、欧州と世界に破滅的な結果をもたらす」と強くけん制しています。

    Q ウクライナはNATOの慎重姿勢をどう思っているのか。
    A ゼレンスキー大統領は、SNSの「テレグラム」を通じて「ウクライナに対するさらなる爆撃にゴーサインを出した。あなたたちの弱さのために、ウクライナ国民が死んでいくのだ」と強く批判しています。

    https://www.tokyo-np.co.jp/article/164016

    • 0
古トピの為これ以上コメントできません

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ