• No.34 猫パンチ

    22/04/23 16:52:04

    あるネット右翼の人生

    10代~  :中高時代ネットを見て、愛国心という名の軍国主義に目覚める。強い日本を夢見て、祖国愛に浸り、勉強もせずにネットで韓国人差別や立憲民主党・日本共産党など野党への攻撃に熱中する。四六時中、中韓や野党を攻撃することしか考えられなくなる。両親にネット右翼活動で得た知識を得意げに披露するが理解されず、両親との関係も隔絶する。

    20代前半:おかげで、受験に失敗、ある大学にかろうじて滑り込む。しかし大学でも勉学に励むことなどなく、ほとんど部屋に引きこもったまま、愛国者を気取ってネットで差別投稿をする生活を送る。
    20代後半:結果、単位を落としまくり、卒業もできず、大学を中退して無職生活に突入する。しかし自業自得ともいえるこの境遇を、ごまかそうと自分はIT長者、元手なしに株で儲けた株長者とホラを吹いてネットで自慢。しかし現実とのギャップがあまりにも大きく、中韓などからの外国人労働者に責任転嫁してネットで差別投稿、鬱憤を晴らす。家では親から、無職でネットうよくになったために差別的な言動ばかりしてることに対し小言を言われ、親に徐々に憎しみを募らせる。
    30代~  :IT長者、株長者とホラを吹いてネットで自慢。しかし現実とのギャップがあまりにも大きく、その現実は自分でも抑えきれなくなってくる。もはや日本人であることだけが唯一の誇り。家ではネット右翼となった自分を冷ややかな目で見る親を殺したい衝動まで。ますます凋落していく自分の人生と反比例して、 中韓・共産・立憲への憎しみが増していく。 自分が日本人としては底辺だと薄々自覚しているが、直視する勇気はない。
    40代~  :ずっとネットで中韓を罵り、自民党に投票してきたが、自分の境遇は悪くなるばかり。日本をこれほどまでに愛しているのに、日本は自分を底辺としてしか扱ってくれない。しかしここで。その原因となっているのが自民党や維新であることに気が付けばいいのだが、そのことを認めたくない自分とのギャップも生まれる。そんなギャップについに耐えられなくなり、刃物で衝動的に路上で在日を斬りつける。

    終末   :ネットでの愛国に費やした数十年。しかし現実は何も変わらず、獄中で病死。無縁仏となる。幸いなことにネットで勝手に在日認定されたことには気が付かずに生涯を閉じる。

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