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- 21/11/02 05:15:04
「キスしたり、いちゃいちゃしただけ…」兵庫県の山中に“不倫相手の遺体”を捨てた35歳会社員「スピード逮捕の決め手となった“ドラレコ”の中身」
人けも無く、街灯もない。兵庫県加西市の山中、林の奥の荒れきった休耕田に、そこだけ草が生えていない一画があった。明らかに最近、人の手で掘り返されている。
「ここやないですか」
10月26日昼、その場所に気付いた兵庫県警の捜査員が土を払う。出てきたのは、女性の遺体だった。地元記者が言う。
「遺体はその数日前から行方が分からなくなっていた34歳の梅本依里さん。遺体が見つかった場所から12キロほど離れた隣の姫路市に住む無職の女性でした。家族は無事を願っていたと思いますが、殺されて、埋められていたという最悪の結末です。遺体が見つかる2日前の24日夜には、知人の男が監禁容疑で逮捕されていましたが、この男が梅本さんを殺したとみられます」
「知り合いの男の人と会ってくる」
梅本さんが、母親にそう言って姫路市の住宅街にある自宅を出たのは23日午後2時頃だった。だが、夜になっても梅本さんは帰宅しなかった。外出後、しばらくあったLINEの「既読」もつかなくなっていた。電話もつながらない。不安を募らせた母親は、日付が変わった翌24日の明け方、近所の交番に「娘と連絡が取れない」と届け出た。
事件の可能性を感じた兵庫県警が捜査を始めると、梅本さんが「会いに行く」と言った知人の男の身元はすぐに浮上した。同じ姫路市のマンションに住む会社員、関口羊佑(35)。過去にも何度か会っている相手であることもわかった。この日、梅本さんは自宅を出た10分後には、すぐ近くのスーパー駐車場で迎えに来た関口と合流し、その車に乗り込んでいたという。
「キスしたり、いちゃいちゃしただけで、監禁したわけではない」
「警察の動きは迅速でした。その時点では、梅本さんの遺体も見つかっていない。安否や行方すら分かっていなかった。それでも関口が事情を知っているとみて、母親から届け出があったその日のうちに関口容疑者を監禁容疑で逮捕しました。車に監禁したという疑いですが、関口容疑者も梅本さんと一緒にいたことはすぐに認めました」(同前)
24日夜、県警は勤務先で関口容疑者を逮捕した。合わせて、その車も押収。関口容疑者は「キスをしたり、いちゃいちゃしただけで、監禁したわけではない」と容疑を否認したが、その後の梅本さんの安否については当初、口をつぐんだという。その訳を、警察関係者が推し量る。
「関口容疑者は既婚者や。市内のマンションで妻子と暮らしていて、梅本さんとは不倫関係にあった。それまでも何度か会うてたみたいやな。だが、どうもただの不倫で済まなくなったんやろ。関口容疑者は、23日昼に梅本さんと落ち合ってから3時間後にはもう遺体が見つかった山に行っとる。その前に殺害したということやと思うが、会ってから早々に話がこじれ、トラブルになったんやとみている」
関口容疑者が住むマンションは、姫路駅にほど近い市街地にある。築3年余り、13階建ての、一帯では人気の物件だ。近くの住民も、しばしば一家を見かけていた。
「小さいお子さんと一緒に買い物に行ったり出かけたりしている姿を見かけた。仲の良さそうな家族に見えた」(近隣住民)
だが、裏で梅本さんとの逢瀬を重ねていた関口容疑者は、その関係を抱えきれなくなったようだ。
1へつづく
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e977f6a8d640a3e714d89112a06f5a3da99b2e4?page=2
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