36歳の女が“初めて”と嘘ついてワクチンを４回接種

初めて”と嘘ついてワクチンを４回接種



大阪・羽曳野市に住む放射線技師の女性が、医療従事者としてワクチンの
優先接種を受けていたにもかかわらず接種は初めてだと偽り、自治体の集団接種でも
２回にわたってワクチンを受けていたことがわかりました。
女性は「ワクチンの効果を高めたかった」と話しています。

羽曳野市によりますと、今月１９日、市の集団接種会場で２回目の接種を受けた３６歳の女性が、
ことし３月、医療従事者の優先枠を使って２回の接種を
すでに済ませていたことがわかったということです。
女性は放射線技師で、優先接種を当時、勤務していた大阪市内の医療機関で受けていましたが、
集団接種の問診では「接種は初めてだ」などとうそを申告していました。
女性は市の調査に対し「ワクチンの効果を高めたかった。申し訳ない」と話しているということです。

こうしたことを防ぐため国は個人の接種記録を管理する「ＶＲＳ」と呼ばれる
専用のシステムを導入していますが、運用する羽曳野市は４回目の接種が終わるまで
気付かなかったということで、詳しいいきさつを調べています。

09/22 00:30