DV疑惑で事務所を解雇された 元俳優・小澤廉が元JK恋人へ“謝罪以上に訴えたかったこと”

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  • ローズ
  • 21/09/16 21:26:00

https://bunshun.jp/articles/-/48652?page=1

「今日は捨て身で来ました」
 9月11日午後1時30分、取材班の前にスーツ姿に頭を丸めた状態で現れたのは、元俳優の小澤廉氏(30)だった。

 小澤氏はまず、文春オンラインが2020年12月に報じた「元JK恋人のA子さんに対する“壮絶DV”や“堕胎強要”についての記事」について、今年8月に行った「週刊女性PRIME」でのインタビューと同様に、「事実であること、事実じゃないことを話してスッキリしたい」と述べた。

 今回インタビューを受けることについては「顧問弁護士からは止められた」というが、独断で「受けると決めた」という。小澤氏は時々手を震わせ、ある質問については感情を高ぶらせ、涙を流しながら、約2時間にわたって“反論”したAさんへのDV、堕胎強要は事実無根と主張

「文春オンライン」は2020年12月14日、当時人気だった“2.5次元俳優”小澤廉氏が、5年以上交際していた年下女性のA子さん(当時10代)に対して、長年にわたり悪質なDVを繰り返し、堕胎を強要していたことなどを報じた。記事がアップされた後、所属事務所の「アイズ」は「本人に事実確認を致しましたところ、記事にありました通りとの確認が取れた」と小澤氏との契約を解除したと発表した。

 それから8カ月後の2021年8月30日、「週刊女性PRIME」で小澤氏のインタビューが掲載された。同記事で小澤氏は「(文春オンラインの記事は)事実が1割くらいで、残り9割は事実と異なる内容。こんなことが許されていいのかと強く思っています」と記事内容を強く否定。日常的なDVを受けていたのはむしろ自分のほうであり、性行為中の暴力は「軽いSMのつもり」だったと反論した。また、避妊しなかったことは認めたものの、中絶を強要した事実はないと否定。「(A子さんの妊娠中に)お腹を殴ったなんてことは、いっさいありません」とも主張した。

取材中に涙を流した小澤廉氏 
文藝春秋 撮影・宮崎慎之輔

 この小澤氏の反論に対する文春オンラインの見解は前編のとおりである。取材班は小澤氏にも改めて話を聞こうと、質問状をLINEで送ったところ、小澤氏は9月11日午後に取材に応じた。都内某所の会議室で行われたインタビューで、まず小澤氏は以下のように述べて、口火を切った。


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    • 21/09/16 21:31:39

    ーー謝罪をしたい相手はA子さんではない?

    「A子さんのことを向きあわなかったために、傷つけてしまったのは申し訳ないと思っています。なので、人と向きあわないといけない大切さというのは、今回記事がでたことで学ばせてもらったなと思っています。それがもっと早くだったら、こんなたくさんの人を巻き込むこともなかったし、A子さんをここまで、追い込むこともなかったと思いました」

    思わず涙ぐむ小澤廉氏 

    文藝春秋 撮影・宮崎慎之輔
    ーー追い込んだというのは、彼女が自殺未遂したことですか?

    「自殺未遂ではなくて、僕に対して脅迫とか、僕からするとウソのようなことを(周囲に)言って、小澤廉を再起不能にしてやろうと、いわゆるマイナスな気持ちにさせてしまったことです。それに対しては本当に申し訳ないなと思っています。
    僕も中絶した後、1年くらいなんとか2人で仲良く終わる方法はないか探していたんですけど、ケンカも増えていって、結果的にお互いを憎む形になるのが本当に悲しくて。本当に綺麗に終わりたかったんですよ。お互いが幸せを思いながら別れたかったんです」

    • 0
    • 21/09/16 21:28:27

    「A子さんへのDVは絶対ありません。(過度な行為も含めて)全て同意があるSM行為だと思っています。ただA子さんが(当時)未成年だということで、(それは)いけないことだとわかっている。やったことに対する申し訳なさ、落ち度、認識の甘さはあり、本当に反省しています。でも、事件、罪に問われることはしていません」

    全ての行為は同意のもと行われた。罪の意識はない
     小澤氏は取材班が事前に送った質問状に目を落としながら、絞り出すように言葉を紡いでいく。

    小澤氏は当時、高校生だったA子さんに対して、「マッキーペンで、下半身に卑猥な言葉をラクガキして写真をとる」など、女子高生が到底望むとは考えられないような“行為”を強要していた。小澤氏は今回、そうした行為を行っていたことはすべて認めたが、あくまで「全ての行為は同意のもと行われていたSMプレイだ」と主張した。
    罪の意識はないという。

    「淫行の部分に対して、未成年に手をだしたと言われますが、自身の見解としては16歳から22歳までの時間を一緒に過ごして、かつA子さんの親族にも挨拶をしています。彼女はいま20歳を超えています。何故僕は淫行が成立する(A子さんが10代の)内に訴えられなかったのでしょうか。そして(SM行為という)性癖部分を切り取って、それを公表されたことについて、僕は完璧に女性側からのリベンジポルノではないか? という思いが根本にあります」
    小澤氏のインタビューは120分に及んだ 

    文藝春秋 撮影・宮崎慎之輔
    坊主頭になったのはどうしてですか? 「覚悟ですね」

     所属事務所から解雇の通告を受けてから9カ月、小澤氏は、現在は無職で、芸能界に未練はあるものの復帰の予定はないという。小澤氏の感情が爆発し、涙を流したのは、取材班が今回、頭を丸めて取材現場にやってきたことについて質問した際のことだった。

    ーー坊主頭になったのはどうしてですか?

    「覚悟ですね」
    ーー謝罪ではなく、覚悟?

    「謝罪の意味もあります。まず、僕の招いたことにより、迷惑をかけた関係者の皆様に本当に申し訳ないと思っています。僕は舞台の主演とかをやらせてもらっていたんですけど、本当に、皆に支えてもらいながらやってきた。一人じゃ何もできない役者でした。僕のことを気にかけてくれた仲間を裏切ることが申し訳ないとおもっていました」

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