北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射か 菅総理「言語道断。厳重に抗議するとともに強く非難する」

匿名

トウガラシ

21/09/15 18:05:16

北朝鮮 弾道ミサイル発射か 日本のEEZ外側 日本海に落下と推定

2021年9月15日 17時45分
NHK NEWS Web

政府は、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表しました。
発射されたものは、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したとみられます。
菅総理大臣は「わが国と地域の平和と安全を脅かすもので、厳重に抗議し、強く非難する」と述べました。

政府は、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと午後1時前に発表しました。

海上保安庁は、2発が発射されたと発表し、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したとみられるということです。

政府は、情報の収集と分析などを進めていて、夕方にもNSC=国家安全保障会議を開いて、今後の対応を協議することにしています。

菅総理大臣は「ことし3月25日以来、およそ6か月ぶりの弾道ミサイル発射は、わが国と地域の平和と安全を脅かすもので言語道断だ。国連安保理決議にも違反しており、厳重に抗議するとともに強く非難する」と述べました。

そして「アメリカや韓国をはじめ関係国と緊密に連携をし、国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜いていく」と述べました。

また、菅総理大臣は、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機や船舶などの安全確認を徹底すること、それに不測の事態に備え、万全の態勢をとることを指示しました。

防衛省では、岸防衛大臣らが集まって情報の分析を進めました。
一方、外務省の船越アジア大洋州局長は午後2時半ごろからアメリカ国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表と会談しました。

最新の情報を共有し、今後の対応について意見を交わしたものとみられます。

■海上保安庁長官 “被害情報 確認されず”

北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことについて、海上保安庁の奥島高弘長官は「弾道ミサイルの可能性があるものについては、日本海に落下したものと承知している。内閣官房からの情報で、排他的経済水域の外側と報告を受けているが、詳しい場所や時間などは、情報収集に努めている。これまでに被害情報は確認されていない」と述べました。

そのうえで「船舶への注意喚起を行うとともに引き続き関連情報の収集に努め、関係省庁と緊密に連携して適切に対応していく」と述べました。

>>1に続く

コメント

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  • No.10 タチギモ

    21/09/16 03:09:20

    金正恩、黒電話ヘアやめたんだね

  • No.2 トウガラシ

    21/09/15 18:05:56

    ■外務省幹部「北朝鮮に目を向かせたいのではないか」

    外務省幹部はNHKの取材に対し「日本のEEZ=排他的経済水域内には落下していないとみられ、日本の安全保障には影響しないと考えている。先に北朝鮮が発表した巡航ミサイルの発射実験もそうだが、国際社会の目がアフガニスタンに向いている中、挑発的な行為で北朝鮮に目を向かせたいのではないか」と述べました。

    ■最近の北朝鮮のミサイル発射

    北朝鮮は、ミサイルの発射を繰り返すことで能力の向上を図ってきました。

    北朝鮮はおととし、短距離弾道ミサイルなど合わせて25発を発射し、去年は短距離弾道ミサイルを合わせて8発発射しました。

    そしてことしは、3月21日に西部のピョンアン(平安)南道オンチョン(温泉)付近から巡航ミサイルと推定される2発を発射したのに続き、3月25日には東部のハムギョン(咸鏡)南道ハムジュ(咸州)付近から日本海に向けて弾道ミサイルを2発発射しました。

    そして北朝鮮は今月13日、12日までの2日間、新たに開発した長距離巡航ミサイルを発射したと発表していました。

    これについて北朝鮮は「わが国の領土と領海の上空に設定された、だ円や8の字の軌道に沿って2時間6分20秒飛行し、1500キロ先の目標に命中した」としていて、韓国とアメリカの情報当局が詳しい分析を進めていました。

    ■岸防衛相「変則的な飛翔の可能性含め分析中」

    岸防衛大臣は夕方、防衛省で記者団に対し「北朝鮮は、きょう午後0時32分と37分ごろ、内陸部から、少なくとも2発の弾道ミサイルを東方向に発射したもようだ」と述べました。

    また「初期の情報に基づき日本の排他的経済水域の外に落下したものと推定されると発表したが、暫定的な評価であり、変則的な飛翔の可能性も含め、引き続き分析中だ」と述べました。

    そして「今回の発射は国連安保理決議に違反するもので極めて遺憾だ。わが国と地域の平和と安全を脅かすもので強く非難する」と述べるとともに、アメリカや韓国など関係国と緊密に連携していく考えを示しました。

    一方、記者団が「ミサイルは、排他的経済水域の内側や領海内に落下した可能性もあるということか」と質問したのに対し、岸大臣は「そうしたことも含めて、分析を進めている」と述べました。

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210915/k10013260161000.html

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