吉田栄作が内山理名と再婚へ へのコメント(No.4

  • No.4 クラシタ

    21/09/13 11:12:47

    息子さんが結婚されると聞きました。おめでとうございます!

    「……大切な話だから、喪が明けるまで話したくはなかったんだよね」

     おめでたい話題にも関わらず、声をかけると暗い表情を浮かべた。喪中ということは、親戚に不幸があったのか。

    「実は、今年の4月初めに妻が亡くなってね……」

     吉田の母は亡くなっていた。父は80代で少々耳が遠いものの、歩く際の足取りはしっかりしている。大変なときに訪れたことを詫び、改めてふたりのことについて聞いた。

    「この前のお盆に、栄作が理名さんを連れてきたよ。彼女はすごくいい子で、ふたりとも仲よさそうだった。一緒に食事をして、お酒も飲みながらいろんな話をしたなあ……。栄作は泊まっていったけど、理名さんは気を遣ったのか、先にひとりで帰ったよ」

     3年前に母親に話を聞いた際は、内山とは「まだ会ったことがない」と話していたが、この数年で着々と将来に向けて準備を進めていたようだ。

    ――なぜ、今まで結婚されなかったのでしょうか?

    「詳しい話は聞いてないけど、いい年齢のふたりだからいろいろあったんだろう。ここ1年は妻が亡くなるなど、バタバタしてたから、タイミングがなかったこともあると思うけどね。でも、結婚の話は前々から聞いていたから、1年間喪に服して来年には結婚すると思うよ」

     亡くなった妻の写真を記者に見せながら、ふたりのことを話す父はときおり寂しそうな目になる。

    「このお店は、妻が経営していたんだけど、急に任されて大変だよ。服のことなんてこれっぽっちもわからないからね。でも死ぬ前に、あいつは“お店は残してほしい”と言ったから、俺もがんばりたい。最近、車に乗るのをやめて自転車を買ったんだけど、1日20分も走ってたら足の調子もよくなってこの通り元気なんだよ。酒も飯もうまいしな。早く栄作の孫の顔を見たいから、まだまだシねないよ(笑)」

     吉田のことを話す彼の口からは、自然と笑みがこぼれた。

     母の喪が明けた来年に結婚を考えていることについて、吉田の所属事務所に聞くと、

    「プライベートなことなので本人に任せております」

     内山の所属事務所にも問い合わせたが、

    「プライベートのことは本人に任せております」

     と双方否定はしなかった。

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