- ニュース全般
-
「2012年8月に少女への淫行で逮捕されたんです。 当時29歳だった容疑者は、岐阜県内のホテルで、ネットで知り合った16歳の女子高校生に現金5万円を渡す約束をして性交した。その際に裸の写真を撮影し、“今後も俺と会わないと画像をばらまく”と脅したんです」(前出・テレビ局記者、以下同)
それだけではない。
「さらに同年11月には、愛知県内のホテルで15歳の女子中学生を同じ手口で買春していた事実も勾留中に発覚。性行為中の動画を撮影し、“画像をネットに流出させる”とメールで脅迫したなどとして、再逮捕されました」
その後、有罪判決を受けて刑務所に入ったという容疑者。職を失い、出所後は実家に戻って更生に励んでいたのだが……。
「2018年12月、またしても再犯に及んだのです。旅行で訪れた沖縄で16歳の少女と性交し、動画撮影までしていました」
懲りずに性犯罪を繰り返す容疑者は前科3犯の常習犯だったが、とうとう今回で4回目の逮捕となってしまった。
まったく反省していないにもかかわらず刑罰は軽くすんでおり、すぐに釈放されている。実家の近隣住民は最近も容疑者を目撃していたようで、 「仕事はちゃんとしていたみたいです。毎日、実家から車で出勤しているところを見かけましたね」
津市内の実家は山のふもとに位置する農村地帯にあり、サルやタヌキが普通に道を歩いている。そんな田舎で、両親とともに暮らしていた。 すでに仕事を引退し、いまは農業を営む両親。
40歳近くにもなって自立せず、性犯罪を繰り返すロリコン息子についてどう考えているのか。
農作業から帰ってきたところの父親を直撃したが、
「知らん! 取材なんかするな! 話したくない! 帰れ!」
と怒りだし、手に持っていたシャッター棒をブンブン振り回して追い返された。
改めて翌日、自宅にいる母親を訪ねてみた。すると、
「本当にすみません……。もうどうしていいのか……。息子は完全に(性犯罪の)依存症です……」
と息子の“暴走”に手がつけられない様子だった。
「刑務所にいたときも毎週、手紙のやりとりをして、反省の言葉を聞いていました。それなのに、またやってしまった。後で捕まるのがわかっているのに、それでも抑えられないんです」(母親、以下同)
悪行を重ねる息子に両親ともお手上げ状態だが、それでも実家に住まわせ続けている。
「家を追い出したら誰も見張る人がいなくなってかえって危険かと思って。結局、また防げませんでしたが……。 これほどの悪人でも、自分の産んだ子ですから、憎いけれども見捨てられない。それでも、これからどうしたらいいのか……」
と泣きながら途方に暮れる。- 0
21/08/31 15:58:34