- なんでも
- ザブトン
- 21/08/02 22:46:47
主な症状としては呼吸器症状(せきや呼吸困難など)、発熱・悪寒、筋肉痛が起こり、さらに場合によって、吐き気・下痢、味覚・嗅覚障害などが現れることがあります。
典型的な経過としては、8割の方は発症してから7日間ほどは軽症のまま過ごし、そのまま治癒していきます。しかし残り2割の方は7~10日間ほどで次第に呼吸器症状・肺炎症状が悪化し、入院治療・管理が必要となる場合があります。つまり発症後7~10日目あたりが、回復するか悪化するかの「分岐点」ということです。ぜひこの点を頭の片隅に置いておいてください。
●血中酸素計やスマートバンドなど血中酸素が計れる方は、ご参考まで。
酸素飽和度は、一般的には96~99%が標準値とされます。
一定以上低くなると十分な酸素を全身に送れない状態(呼吸不全)になっている可能性があり、適切な対応が必要です。
重症度分類においては酸素飽和度が96%以上で軽症、93%よりも高く96%未満(呼吸不全なし)の場合は中等症1、93%以下(呼吸不全あり)であれば中等症2と判断します。
留意したいのは、パルスオキシメーターの数字には数%の誤差が生じる可能性があるという点です。たとえば指先が冷たく血液循環が悪い状態や、マニキュアなど爪の装飾をしているとき、爪の病気がある場合などは誤差が生じやすいです。そのため、COVID-19の重症度分類では誤差を考慮した数値が設定されています。
千葉市では、COVID-19で自宅療養している40歳以上の方・保健所長が必要と判断した方にはパルスオキシメーターを貸し出し、健康管理に役立てていただいています。
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