内向的な人と外向的な人では脳の働きが違うらしい

匿名

ミノ

21/07/22 13:04:45

内向型/外向型という概念を初めて提唱したのは、分析心理学の祖であるスイス人心理学者カール・ユングだとされる(1921年の著書『心理学的類型』)。ユングのタイプ論の基本にあるのは心のエネルギーの在り方だ。外向型の人が社交することで活力を得るのに対して、内向型の人は社交によって消耗する。したがって、内向型の人がパーティなど人の多いところに出かけたあとは、“再充電”して元気になるために孤独な時間が必要となる。

ドイツの心理学者ハンス・アイゼンクは、内向型/外向型の差は、大脳皮質の覚醒水準(脳の活動の速度と容量)の違いによるものだと提唱した。外向的な人に比べると、内向的な人のほうが大脳皮質の覚醒水準が高く、1秒あたりにより多くの情報を処理することができるという。

つまり、内向的な人は、たとえば賑やかなレストランなど刺激の多い場所に出かけると、すぐにキャパシティオーバーになるため、過剰な情報から自らをシャットダウンしようとする傾向がある。対照的に、外向的な人はすぐには覚醒しないため、より刺激的な環境に身を置こうとするのだという。

その他、無数に行われている内向性/外向性の研究から、次のようなことがわかっている。

・外向的な人の脳のほうが、内向的な人よりも「人の顔」に強く反応する。内向的な人の脳は、人の顔でも花の写真でも同じような反応を示す。つまり外向的な人にとっては、人の顔ひいては人間そのものがより重要な位置を占めているということである。

・物事を説明する際、外向的な人は抽象的、内向的な人はより詳細で具体的な物言いをする。

・外向的な人のほうが装飾的なファッションを好み、内向的な人は実用性を重視する。

・外向的な人のほうが概して幸福感が強く、一度覚えた幸福感が長続きするとされる。しかしそのはっきりとした理由はわかっておらず、何をもって幸福とするかはもちろん人によって異なるため、単に外向的な人のほうが幸福感を外に向かって表現しているからそう見えるだけという説もある。

https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52203619/

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