国立競技場周辺の地域猫 五輪開催が迫り、6匹が取り残された状態に

匿名

ハム

21/07/18 04:50:58

https://news.yahoo.co.jp/articles/d196f23e68bf0e6cd401db777a90898d40364de7

FLASH 7/16(金) 20:00配信

国立競技場周辺の地域猫。五輪開催が迫り、6匹が取り残された状態に


「警備が厳しく、立ち入りができないため、餌やりも保護もできません。このままでは、あの猫たちはどうなってしまうのか……」  心配そうに話すのは、「一般社団法人42825(よつやねこ)」の根井まりさん。東京都の動物愛護推進員として10年以上、新宿区で地域猫をサポートするボランティア活動を続けている。
地域猫に対し「TNRM(Trap=捕獲、Neuter=不妊手術、Return=元の地域に戻す、Manage=見守る)」と呼ばれる活動をおこない、地域に暮らす人と猫との共存を目指している。
東京五輪開幕が目前に迫り、メイン会場となる国立競技場周辺は、7月14日から警備体制が強化され、関係者以外の立ち入りが禁止となった。そのため、競技場周辺で暮らす猫たちの世話ができなくなっているという。
「入れなくなったエリア内で暮らしていた猫は8匹。そのうち、2匹は無事に保護できたのですが、残る6匹は残されたままです。警備担当者に事情を説明し、餌を置かせてほしいと頼んだのですが『不審物としての扱いになる』と、断られました。
給餌も給水も絶たれ、一気に気温も高くなってきたこともあり、猫にとっては非常に厳しい状況です」(根井さん、以下同)
ただ餌を与えるだけでなく、食べ終わった後の片づけや周辺のゴミの掃除などもおこなうことで、地域の公衆衛生にも貢献している。
「新宿区の保健所とも連携している活動です。こういった事態になることを避けるため、早いうちから五輪の組織委員会には活動内容を説明し、餌やりの継続と保護をさせてもらえるように働きかけているのですが、残念ながら許可がおりていません」
根井さんたちは競技場周辺での保護活動継続を求め、サイト「42825」を開設、オンライン署名の協力を呼び掛けている。 「私たちは五輪の開催について、反対とか賛成とか言うつもりはまったくありません。ただ、猫たちの世話をさせてほしいだけなんです」

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