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インドで確認された新型コロナの変異ウイルスの「デルタ株」について、国立感染症研究所は、関東地方ではすでに全体の30%以上をこの変異ウイルスが占めていると推定しています。
今後さらに増え、来月にかけて多くが置き換わるとみられるということです。
これは国立感染症研究所が今月7日に行われた厚生労働省の専門家会合で示したものです。
民間の検査会社6社を対象に新型コロナウイルス陽性の検体のうち、インドで確認された「デルタ株」でみられる「L452R」の変異がどれだけ含まれているかを調べる「変異株スクリーニング検査」の結果を基に推定しました。
その結果、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県では、この変異ウイルスが先月中旬から増え始め、すでに全体の34%を占めると推定されたということです。
今後さらに増えるとみられ、国立感染症研究所では、今月末までに75%以上となり、来月中にはほとんどが置き換わると推定しています。
一方、関西地方の大阪府、京都府、兵庫県ではこれまでのところ全体の12%と推定され、まだ数は少ないものの徐々に増えていることから、置き換わりが進みつつある可能性があるとしました。
感染力について分析したところ、イギリスで確認された変異ウイルスの「アルファ株」と比べて、この変異ウイルスはおよそ1.4倍、感染が広がりやすくなっていると推定されたということです。
結果について厚生労働省の専門家会合は「『デルタ株』については全国的な監視体制を強化するとともに、検査の徹底などによって感染拡大を可能なかぎり抑えていくことが必要だ」と指摘しています。
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No.1 ウワミスジ
21/07/12 00:08:49
シュミレーションより、早まってる
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