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トモバラ
大坂なおみ、衝撃の「うつ病告白」も消えない“疑念”
告白のタイミングや順番、少し配慮したらテニス界も理解したはず
2021.6.2(水)
衝撃が走った。女子テニス世界ランキング2位の大坂なおみが「うつ病」に悩まされていたことを告白し、参戦中だった4大大会「全仏オープン」の棄権を公表した。
突然の事態に世界中が大揺れとなっており、テニス界や著名人らからは大坂に同情的な声が集まり始めている。(略) 余りにも急激な手のひら返しに違和感を覚えている人も少なくないのではないだろうか。
■「会見拒否」にテニス界から反発
大坂は全仏開幕の3日前となる5月27日、大会期間中の記者会見にすべて応じない旨を、自身の公式ツイッターとインスタグラムで表明して物議を醸していた。(略)
これに大会主催者側は大坂に罰金1万5000ドル(約165万円)を科すなど猛反発。さらに4大大会(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)主催者は共同声明を発表し、今後も違反行為が続けば大会の失格だけでなく他の4大大会の出場停止の可能性までほのめかす勧告を出していた。
この時点ではテニス界を筆頭に世界の大半が大坂の行動に批判的だった。テニス界で記録保持者や金字塔を打ち立てたレジェンドたちも、すべての大会参加選手に義務付けられている会見を拒否することに強い怒りを示し、その中には「永久追放」まで提言する声があったほど。実際、各国の主要メディアで報道された中において世界最速サーブ(時速263キロ)のギネス記録を持つ元デビスカップオーストラリア代表のサミュエル・グロス氏や現役時代に全仏オープン3度を含む4大大会で7度の優勝を誇るマッツ・ビランデル氏、男子の世界ランキング3位ラファエル・ナダル、女子の元世界ランキング1位ガルビネ・ムグルサらそうそうたる面々が「あのような行為に共感を覚える人はほとんどいない」「彼女の発表は一方的な見当違いで偽善」などと大坂に不快感を表すコメントを出していた。
ところが、大坂がうつ病を告白すると風向きがガラリと変わった。
■大坂のうつ告白で空気一変
あれほど舌鋒鋭く他の4大大会出場停止の可能性までチラつかせていたはずの全仏主催者・フランステニス連盟のジル・モレットン会長は「大坂選手の棄権は残念で悲しい。また来年の大会に彼女が戻ってきてくれることを願う」と“渋々”の発言。ここまで大坂の会見拒否に厳しい対応を見せていた4大大会主催者には欧米メディアやファンから猛バッシングの“ブーメラン”が跳ね返ってきており、思わぬ流れに大慌てとなっているようだ。(略)
大半のテニス界の大物、関係者たちはそれまで明らかに会見拒否をブッ叩いておきながら大坂自身によるうつ状態の告白後、振り上げていた拳を下げざるを得なくってしまい、ダンマリを決め込むか、あるいはシレっと擁護する側に回っているのが現状のようだ。
特に大坂の母国である、ここ日本ではもともとテニスに対してまず興味を持っていなさそうな芸能人がSNSや自身の出演したワイドショー番組などで「大坂さんは何も間違っていなかった」「むしろ大坂さんの勇気ある行動と公表は称賛されるべき」などとオピニオンとして大々的に取り上げられるという“滑稽な現象”まで起こっている。
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■テニス界の選手や主催者側とのギクシャクは残ったまま
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No.1 主 トモバラ
21/06/03 13:49:45
うつ状態を告白した大坂には心から同情し、どうかゆっくり休んでほしいと願う。(略)
■告白の段取り、あれで正しかったのか
ただ、大坂は大変な病気と人知れず闘っていたとはいえ、段取りを大きく誤ったと思う。(略)
もしかしたら会見拒否で猛バッシングを受け、窮地に立たされたから“後出しジャンケン”で立場を逆転させようと考えたのではないか――大変申し訳ないが、こう邪推されても仕方がない。(略)
それならば今の全仏まで引っ張り続けるのではなく、もっと早くカミングアウトしておくべきではなかったのだろうか。あるいはカミングアウトしなくても自身が全仏開幕3日前にSNSを使って会見拒否を表明する以前の時点で筋を通す意味でも、主催者側へ「うつ病」の病状説明を水面下で行っておけば事態はここまで複雑化しなかったはずである。
大坂のブレーンとなって彼女を支え続けている「チームなおみ」の面々、もしくはサポートしている別の関係者たちが、もう少しうまく流れを考えて“後出しジャンケン”と見紛われる形にならないシナリオをプランニングしてあげるべきだったような気がしてならない。
■主催者側とのギクシャクは残ったまま
ちなみに大会規定に基づいて当初、会見拒否に断固たる姿勢を貫いていた4大大会の主催者は大坂のうつ病告白によって世間から悪者扱いされたこともあり、今でこそ怒りを抑え込んでいるが、内心では不信感を未だ抱いたままだ。もともとメンタルの病を抱え込んでいるという真相を知らされていなかったのだから、大会主催者の立場としては規定に背く選手を罰するのが至極当然であろう。
それは大坂を当初から批判していたテニス界の選手やレジェンドたちも、また然りだ。大坂側はこのタイミングでのうつ病告白が結果的に風向きを変えることができても、当初批判していた側とのギクシャクが実を言えば残ったままなのである。
うつ病告白で「しばらくコートを離れようと思う」としながらも、複数の主要メディアの報道では関係者の証言で「大坂は東京五輪への出場に強い意欲を見せている」ことが明らかになっている。ますます「?」が拭えない。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65520
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